「マーケティング支援」から「事業支援」へ、広告クリエイティブのAI化が本格始動、マーケティングコンサル対ITコンサルの攻防激化──2023年を起点に加速するこうした広告ビジネスにまつわる7つの事象が、2030年まで続く業界トレンドとなる。インターネット黎明期からネット広告の普及や理論化に取り組んでこられた横山隆治氏は、榮枝洋文氏との共著『2030年の広告ビジネス』(翔泳社)でこのように書かれています。今回は本書から、この7つの事象について解説されている「Introduction 2030年まで...
DXを導入だけで終わらせず、継続していくにはデータドリブン経営が不可欠です。それにはデータの利活用が必要ですが、前提としてデータをビジネスに活かせるように管理するデータマネジメント戦略が欠かせません。これまでデータマネジメントの支援や組織の立ち上げに携わってきた大川真輝さんは、著書『DX時代のデータマネジメント大全』(翔泳社)でデータマネジメントを実践するための知識を体系的に整理されています。今回は本書から、データマネジメント戦略の全体像について解説します。
サブスクリプション型の費用体系でITツールを提供するSaaSでありながら、ユーザーそれぞれのニーズに合わせた機能を追加費用なしでカスタマイズ開発し、専門エンジニアがサポートまで行うサービスモデル「CXaaS」(顧客体験までを提供するという考えから命名)。そのエバンジェリストとして活動している寺尾望さんは、「2025年の崖」や「IT人材不足」などの問題を抱える日本のIT業界を変えるサービスモデルとして、書著『CXaaS 「攻めのIT活用」を実現する新しいクラウドサービスモデル』(翔泳社)の中でC...
マーケティングで事業が成長したという他社の事例を目にするたび、なぜ自社ではうまくいかないのかと悩み、マーケティングに投資しても無駄だと期待外れに感じてしまう。そんな状況を打破するにはどうすればいいのでしょうか。インサイトフォースの取締役でグロースXの取締役COOも務める山口義宏さんは、実際に事業を成長させている企業ではチームに「マーケティング思考」が浸透していると指摘します。同名の著書『マーケティング思考』(翔泳社)では、マーケティング思考を構成する3つの共通言語が取り上げられています。今回は...
在庫管理システムに携わるエンジニアのための教科書『エンジニアが学ぶ在庫管理システムの「知識」と「技術」』(株式会社GeNEE DX/ITソリューション事業部、翔泳社)から、在庫に関する最新のテクノロジー動向を紹介します。具体的な事例としてビーコン、画像認識、IoT重量計、ロボティクスが取り上げられており、現状やメリットが解説されています。
顧客のデータを全社的に活用し、ビジネスに貢献するためのツールであるカスタマーデータプラットフォーム(CDP)が徐々に普及しつつあります。活用プロジェクトが立ち上がり、推進チームが発足している企業も少なくありません。しかし、成果を出すのは簡単ではなく、頓挫したり試行錯誤が続いていたりするケースも。では、プロジェクトを成功させるにはどんな前提に立ち、どのような人材が必要なのでしょうか。トレジャーデータのプロフェッショナルサービスチームをはじめとした執筆陣による書籍『CDP活用の最適解を導く』から、...
Web制作の要は、上がってきたデザインカンプに込められた意図をしっかり読み解いてからコーディングに取り掛かることです。今回はWebサイトクリエイターの千貫りこさんによる『プロのコーディングが身につくHTML/CSSスキルアップレッスン』(翔泳社)から、カンプから画像を書き出す手順とポイントを紹介します。プロが実際の業務で行っている工程や見方がそのまま解説されているので、Web制作に携わる方にはまさに現場のノウハウが身につく内容です。
ゲーム業界で行われているデバッグは「バグ探し」としてのみ認識されており、それだけでは品質を担保するのが難しくなっている。そう語るのが『ゲームをテストする』の著者で、約20年で100以上のタイトルやプロジェクトのテストや品質支援に携わってきた花房輝鑑さんです。花房さんが取り組んできたのはゲームデバッグに代わる「ゲームテスト」。ゲームの品質管理には、ソフトウェアテストの手法を取り入れたゲームテストが欠かせません。今回は本書から、なぜゲームデバッグからゲームテストへ移行しつつあるのか、そしてゲームテ...
要件定義はプロジェクトの成否を左右するほど重要なものですが、いざその担当になったとき、不安なく要件定義書をまとめることはできるでしょうか。失敗しながら学ぶことも大切とはいえ、最初から知識があればより効率的に要件定義を進められます。今回は、書籍『図解まるわかり 要件定義のきほん』(翔泳社)から、要件定義の特徴や機能、その全体像について紹介します。
マーケティングにおいても活用が進みつつあるNFT。聞いたことがあり、なんとなく知ってはいても、実際にビジネスで利用できるほどの理解はできているでしょうか。今回は書籍『NFTのすべて』(翔泳社)から、トークンやNon-fungible(非代替性)の性質、そしてNFTにどんな種類があるのかを紹介します。NFTはまだ投機性の高いというイメージがあるかもしれませんが、主にデジタル作品やプロモーションの分野で今後の盛り上がりが期待されているため、ぜひ今のうちに基本的な知識を押さえておきましょう。
プログラミング初心者向けの入門書『Python2年生 デスクトップアプリ開発のしくみ』から、計算アプリの1つである「割り勘アプリ」の作り方を紹介します。簡単なコードを扱うため、初めてPythonに触る人でも作りやすいのではないでしょうか。とりあえず何かデスクトップアプリを作ってみたいと考えている人におすすめです。
普段利用しているSNSやWebサービスのアカウントを利用して別のアプリなどに登録・ログインする仕組みが、ソーシャルログインです。今やサービス開発において利用が当たり前になってきており、早めに知識を仕入れておきたいところ。今回はソーシャルログインの実装方法を入門者向けに解説した書籍『Firebase Authenticationで学ぶ ソーシャルログイン入門』(著:Auth屋、監:いとうりょう、翔泳社)から、ソーシャルログインの概要と、その実装にIDaaSのFirebase Authentica...
技術書から新しい知識を学ぶとき、皆さんはどんなことを意識しているでしょうか。最初から順に読んでいったり、とりあえず興味のあるページだけを読んだり、あるいはコードを書いて実装を想定しながら読む人もいるかもしれません。では、技術書の内容を自分のものにするには、どういう読み方をすればいいのでしょうか。今回は書籍『「技術書」の読書術』(翔泳社)から、さまざまな技術書を執筆してきた増井敏克さんが解説した「プログラミング書の読み方〜動くコードを自分で書く〜」を紹介します。
HTML/CSSの知識を習得しても、いざWebサイトを構築しようとすると手が止まってしまう。それは知識の体系化ができていないから、と語るのが『HTML/CSSブロックコーディング』の著者である笠井枝理依さんです。笠井さんは本書で、そうした悩みを解決する手法としてサイトの要素をブロック単位で分解してコーディングしていくブロックコーディングを解説しています。今回は本書からWebサイトをブロックに分解する方法を紹介します。
機械学習を用いてビジネスや生活の課題を解決するには、その課題に機械学習が本当に必要なのか、そのほかにどんな要素や技術を組み合わせればいいのかという課題解決のシナリオを設計することが重要です。澁井雄介さんによる書籍『現場で使える!機械学習システム構築実践ガイド』(翔泳社)では、需要予測などのビジネスで発生する課題のシナリオにもとづいてシステムやワークフローに機械学習を組み込む手法が解説されています。今回は本書から「Chapter 1 課題、チーム、システム」の冒頭部分を公開しますので、書籍内容を...