エンジニアのための文章術再入門講座 相手を動かすドキュメント作成の実践テクニック(芦屋 広太)|翔泳社の本
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エンジニアのための文章術再入門講座 相手を動かすドキュメント作成の実践テクニック


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798118338
定価:
2,420(本体2,200円+税10%)
仕様:
A5・232ページ
カテゴリ:
開発管理
キーワード:
#開発環境,#開発手法,#プログラミング,#システム運用
本書籍には新版があります
エンジニアのための文章術 再入門講座 新版 状況別にすぐ効く!文書・文章作成の実践テクニック

相手が分かってくれないのは、あなたの文章力・伝える技術に問題があるからです。

システム開発において、ドキュメントが重要なコミュニケーションツールであることは言うまでもありません。ところがそのドキュメントに書き漏れがあったり、曖昧な記述があったりすると、読み手に無用な誤解や混乱を与え、意思の伝達がうまくいきません。このことが、分業を前提とする現在のシステム開発を失敗させる重大な原因となっています。本書は、エンジニアとして、プロジェクトマネジャーとして、そしてコンサルタントとして豊富な経験を持つ著者が、現場で培った文書術のすべてを説明するドキュメンテーションの指南書です。本書が示す多数の事例と文章化・文書化のテクニックは、すべてのエンジニアが今日からすぐに使えるノウハウとして役立つことでしょう。

第1章 ドキュメントはスキルを写す!
 1.1 ビジネスドキュメントに必要な素養
 1.2 ドキュメントをめぐる2つの話
 1.3 本書のエッセンスを「ひと言」で言ってみる
 1.4 理解を促すための「キャッチ」

第2章 よいドキュメントを書くために
 2.1 よいドキュメントを書くための2つのルール
 2.2 「目的と相手にフォーカス」の実践
 2.3 ドキュメントの7力~表現力の基礎技術~

第3章 〈7力の(1)〉論点絞り力~確実に伝える~
 3.1 「言いたいことが分からない」ドキュメント
 3.2 目的を相手にフォーカスして、論点を絞る
 3.3 論点を設定する
 3.4 練習問題

第4章 〈7力の(2)〉論理的記述力~納得させる~
 4.1 主張と理由の関係を知る
 4.2 事例で学ぶ主張と理由
 4.3 練習問題

第5章 〈7力の(3)〉構造化力~ひと目で認知させる~
 5.1 バランスの悪いドキュメント
 5.2 5つの技術による構造化
 5.3 練習問題(1)
 5.4 練習問題(2)

第6章 〈7力の(4)〉平易表現力~理解しやすくする~
 6.1 言葉が分からなくて理解できないドキュメント
 6.2 「提案依頼書」を作成する
 6.3 練習問題

第7章 〈7力の(5)〉正確表現力~正確に伝える~
 7.1 省略せず、正しく伝わるように書く
 7.2 指示書の問題を指摘する
 7.3 練習問題(1)
 7.4 練習問題(2)

第8章 〈7力の(6)〉短文表現力~少ない文章量で伝える~
 8.1 文章が長くて理解に時間がかかるドキュメント
 8.2 ラフなシステム導入方針書を作成する
 8.3 練習問題(1)
 8.4 練習問題(2)
 8.5 練習問題(3)

第9章 〈7力の(7)〉感情・心理利用力~説得する・誘導する~
 9.1 感情・心理を利用したドキュメントを書く
 9.2 品質改善提案書を作成する

第10章 フレームワーク~ドキュメントを書いてチェックする~
 10.1 ドキュメントのフレームワークマトリクス
 10.2 チェックポイント表を使って書く~上位職に承認を受けるためのドキュメント~
 10.3 チェックポイント表で評価する

第11章 目的別ドキュメントのポイント9事例
 11.1 事例1 お客様に決断させる
 11.2 事例2 上司や上役を説得する
 11.3 事例3 他部門の人に依頼する
 11.4 事例4 お客様からの依頼を断る
 11.5 事例5 部下を褒める
 11.6 事例6 進捗遅れを報告する
 11.7 事例7 仕事の指示をする
 11.8 事例8 会議の開催を連絡する
 11.9 事例9 会議の議事録を書く

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最終更新日:2010年02月02日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 003
まえがき 下から10~9行目
2刷
2つ目は、「設計書や仕様書の書き方に慣れてそれが癖になる」とうことです。
2つ目は、「設計書や仕様書の書き方に慣れてそれが癖になる」とうことです。
2009.03.19
1刷 004、007、013、014、018
5箇所
4刷
P004 目次1行目、P007 2行目、P013 小見出し、P014 下から6行目、P018 下から7行目 スキルを
スキルを映す

帯裏「第1章」も訂正します。
第1章の章番号横については、4刷未訂正(5刷で訂正)です。
2010.02.02
1刷 010
7行目
2刷
実務をしている立場を熟知するメリット
実務をしている立場を熟知するメリット
2009.03.19
1刷 011
本文
2刷
4行目・・・役にったのは、 5行目・・・作成能力でた。 ③2行目・・・メンバーをも関心させることになり、
4行目・・・役にたったのは、 5行目・・・作成能力でした。 ③2行目・・・メンバーをも感心させることになり、
2009.03.19
1刷 012
本文
4刷
④3行目・・・何回かのような出来の悪いドキュメントを作成してしまと、 ⑤3行目・・・説得力などもいに影響を与えます。
④3行目・・・何回かこのような出来の悪いドキュメントを作成してしまうと、 ⑤3行目・・・説得力なども大いに影響を与えます。

「何回かこのような」については2刷にて訂正済です。
2009.03.19
1刷 013
「ドキュメントはスキルを写す」10行目
4刷
結果を計画に落とし込むことが必要がありました。
結果を計画に落とし込む必要がありました。
2009.05.15
1刷 014
1行目
4刷
システム企画の仕事をするのはめてでした。
システム企画の仕事をするのは初めてでした。
2009.05.15
1刷 016
下から10行目
4刷
大規模案件受注を受けるため、
大規模案件を受注するため、
2009.05.15
1刷 020
1行目
2刷
徹底して指導しいます。
徹底して指導しいます。
2009.03.19
1刷 031
本文
4刷
Q2「答え」・・・なぜ、「そなのか」 最終行・・・これらの解答は、
Q2「答え」・・・なぜ、「そうなのか」 最終行・・・これらの回答は、
2009.05.15
1刷 036
4.検討のポイント
4刷
検討あたっては
検討あたっては
2009.05.15
1刷 039
2行目
4刷
上司や同僚に質問されると検討違いの解答
上司や同僚に質問されると見当違いの回答を

「見当」については2刷にて訂正済です。
2009.03.19
1刷 043
会話文の下 5行目
2刷
豊田氏は、
小田氏は、
2009.03.19
1刷 045
2行目
4刷
芦屋:明日に再度提案させていただませんか?
芦屋:明日に再度提案させていただけませんか?
2009.05.15
1刷 058
9行目
2刷
部長の要求は「システム概要と課題」おしえてほしいということです。
部長の要求は「システム概要と課題」をおしえてほしいということです。
2009.03.19
1刷 059
本文2箇所
4刷
4行目・・・説明しほしい 最終行・・・見難いものになっています
4行目・・・説明してほしい 最終行・・・見難いものになっています
2009.05.15
1刷 062
本文1行目
2刷
次に「③論点と捕捉情報を分離する」
次に「③論点と補足情報を分離する」
2009.03.19
1刷 066、069
オ)テスト
4刷
単体テスト、結合テストの後、システムテストする。
単体テスト、結合テストの後、システムテストする。
2010.02.02
1刷 070
図番号
4刷
図3-11 (2箇所) 図3-12 (2箇所)
図3-12 (2箇所) 図3-13 (2箇所)
2010.02.02
1刷 078
③2行目
4刷
迫力があるもです
迫力があるもです
2009.05.15
1刷 081
↑図4-5
4刷
↑図4-5 報告文の修
↑図4-5 報告文の修正例
2009.05.15
1刷 084
下から2行目
4刷
また、分かりやすくするために「2. 傾向および対策の考え方」は、
また、分かりやすくするために「2. その理由(傾向および対策の考え方」は、
2010.02.02
1刷 086、088
囲み内「b. 原因について」 
4刷
→ドキュメント整備れ起因する誤解
→ドキュメント整備漏れ起因する誤解

P87「原因について」も「整備れ」に訂正します。
2009.05.15
1刷 089
考え方と回答例
2刷
囲み内・・・属性管理機能が顧客使いやすいものになるかがポイントである。 囲み下の文章 1行目・・・「各機能が発注者のA社の事務担当者」
囲み内・・・属性管理機能が顧客に使いやすいものになるかがポイントである。 囲み下の文章 1行目・・・「各機能が発注者のA社の事務担当者にとって使いやすいものになっているかどうか
2009.03.19
1刷 096、102
1. 上流工程の課題
4刷
システム担当者がパーペー
システム担当者がペーパーに
2009.05.15
1刷 097、103
図内
4刷
Aサブシステムとシステムでコード内容が異なるので、整合性がとれなくなります。
AサブシステムとBサブシステムでコード内容が異なるので、整合性がとれなくなります。

P103については「整合性がとれなくなる」に訂正します。
2010.02.02
1刷 099
下から2行目
4刷
小、中、大項目を設定」
小、中、大項目を設定する
2010.02.02
1刷 099、101
囲み内
2刷
P099 「理由」3箇所 P101 イ)原因 変更管理
変更管理
2009.03.19
1刷 105
下から2行目
4刷
失わせるので、
失わせるので、
2009.05.15
1刷 108
4刷
1つ目の囲み内・・・②何を伝える 1.概要・・・山田事業部長に話をしたい 2つ目の囲み下の文章・・・「(1)理由」と 3つ目の囲み内(2)・・・当方話をしたものの納得されず。先方感情害した 最終行・・・「(1)主旨(詳明)」「先方状況(詳細)」ように
1つ目の囲み内・・・②何を伝えるのか 1.概要・・・山田事業部長に話をしたい 2つ目の囲み下の文章・・・「(1)理由」と 3つ目の囲み内(2)・・・当方から話をしたものの納得されず。先方は感情害した 最終行・・・「(1)主旨(詳細)」「(2)先方状況(詳細)」ように

「(1)理由」については2刷で訂正済です。
2009.03.19
1刷 109
4刷
1.概要・・・山田事業部長に話をしたい (2)先方の状況・・・当方話をしたものの納得されず。先方感情害した (2)詳細な先方の状況3行目・・・最後に先方立腹の様子 図番号・・・図5-10 練習問題(2)の解答例
1.概要・・・山田事業部長に話をしたい (2)先方の状況・・・当方から話をしたものの納得されず。先方は感情を害した (2)詳細な先方の状況3行目・・・最後に先方立腹の様子 図番号・・・図5-11 練習問題(2)の解答例
2010.02.02
1刷 124
下から2行目
4刷
制御できる。
制御ができる。
2009.05.15
1刷 125
本文1行目
4刷
文章平易に修正
文章を平易に修正
2009.05.15
1刷 138
最終行
4刷
主任にも分かるようにしてください。
君にも分かるようにしてください。
2010.02.02
1刷 140、141
図番号
4刷
図7-5 図7-6 図7-7
図7-4 図7-5 図7-6
2009.05.15
1刷 140、143
「e.」2行目
4刷
最適な方法検討してほしい。
最適な方法検討してほしい。
2010.02.02
1刷 142
「a.」最終行
4刷
これに関して鈴木君の意見と
これに関して小牧君の意見と
2010.02.02
1刷 146
図7-10(2箇所)
2刷
ERP
ASP
2009.03.19
1刷 146、147
2.お願い 1行目
4刷
この内容で、プレゼンに出席されるメンバーの方連絡ください。
この内容で、プレゼンに出席されるメンバーの方へご連絡ください。
2010.02.02
1刷 151
1~3行目
2刷
説得力のあるドキュメントに必要な要素は、主張と理由の関係がしっかりしていることです。 そこで、論理的記述力では、図8-1の5のチェックポイントを使います。
説得力のあるドキュメントに必要な要素は、短い時間で、ひと目で直感的に内容が理解できることです。 そこで、短文表現力では、図8-1の5のチェックポイントを使います。
2009.03.19
1刷 152
囲み内3行目
4刷
のニーズを
貴社のニーズを
2009.05.15
1刷 156、160
図内の書き出し文
4刷
正式に依頼あれば
正式に依頼あれば
2010.02.02
1刷 158
1. 前提となる業務
4刷
(75字)
(77字)
2010.02.02
1刷 159
4刷
上部の囲み内・・・(238字) 図8-4・・・正式に依頼あれば、
上部の囲み内・・・(228字) 図8-4・・・正式に依頼あれば、
2010.02.02
1刷 188
表10-1 目的「2:説明・報告など」
2刷
レビュー、進捗報告、完了報告用ーパーなど
レビュー、進捗報告、完了報告用ペーパーなど
2009.03.19
1刷 189
表10-2「2:説明・報告など」
4刷
・分かりやすく簡潔表現にする
・分かりやすく簡潔な表現にする
2010.02.02
1刷 189
下から2行目
2刷
話す相手はA→Cの順で難しくなりますが、
話す相手はC→Aの順で難しくなりますが、
2009.03.19
1刷 190
表10-3 「B」の「ポイント」5行目
4刷
(たし、
(ただし、
2009.05.15
1刷 195
8行目
2刷
「自社の部長クラスにシステム設計の承認を受けるためのドキュメント」
「自社の役員クラスにシステム設計の承認を受けるためのドキュメント」
2009.03.19
1刷 212
「依頼する理由とメリットを訴求する」5行目
4刷
頼み方が悪いと相手の心を害してしまい、
頼み方が悪いと相手の心証を害してしまい、

帯表についても「心証」に訂正します。
2009.05.15

感想・レビュー

takyaC さん

2016-03-21

仕事で文章を書く機会が多くなってきたので読んでみました。良かった点は、①大事な点が簡潔に書いてある、②練習問題が豊富、③色々な種類の文章に触れられる、といったところでしょうか。Amazonのレビューでも言われているように、誤字脱字が多い、練習問題の解答例がまずい等のマイナスポイントはありますが、本の使い方次第で変わると思います。過去に仕事で書いた文章のどこを改善できるかな…と考えながら読んだらそれなりに多くの気づきがありました(元々の文章作成スキルが低いせいなのもありますが)。

たけ さん

2017-10-02

要素としてはいいことが書いてあるんだけど例が悪すぎて全然しっくりきませんでした。(一応エンジニアなんだけどなあ)そんなドキュメントそもそも書く?って突っ込みたくなってしまう。

ilma さん

2010-11-18

★★★☆ 再入門と銘打つだけあって、比較的若い層向けの本です。ただ、ついつい丁寧に説明しすぎて却って悪文を書いてしまうことは多いものです。こういう基本を書いた本は手元に置いて時々見返すと、フレッシュな気持ちになるかも知れません。