本書は、2008年11月に発売された『オールドレンズ パラダイス』の続編で、オールドレンズとマウントアダプタの入門解説書あるいは、マイクロフォーサーズ版書籍ともいえるものです。最近のトレンドであるマイクロフォーサーズ機は、小型軽量なレンズ交換式カメラとして、デジタル一眼カメラ初級者を中心に人気を博しています。その一方でフランジバックが約20mmと短く、マウントアダプタを介した場合はEOS DIGITAL以上に広範囲なオールドレンズが装着できることが特長です。特にこれまではデジタルでの再利用が難しかったレンジファインダーカメラ用レンズやシネレンズ(16mmフィルムムービーカメラ用レンズ)で撮影でき、コアなカメラファンの注目を集めています。
本書ではマイクロフォーサーズ機でこそ遊び甲斐のあるレンズや、マイクロフォーサーズにしか装着できないレンズを結集し、マイクロフォーサーズ用マウントアダプタ入門書の決定版となっています。なお、構成については前書同様、「レンズ解説→着脱手順解説→作例掲載」を踏襲しており、初めてマウントアダプタを使う人にも最適な1冊です。
Chapter 01 マイクロフォーサーズでオールドレンズの世界へ
Tips01 なぜマイクロフォーサーズなのか!?Chapter 02 オールド一眼レフのレンズたち 懐かしの一眼レフレンズが甦る!
スイス生まれの美ボケレンズ Kern Macro Switar 50mmF1.8Chapter 03 レンジファインダー機のレンズたち 各ブランドぞろいのレンジファインダー用レンズ
開放にファンタジーを抱くクセ玉 Leica Summilux 35mmF1.4 1stChapter 04 特殊フォーマットカメラのレンズたち イメージサークルがジャストサイズ
110レンズならフルサイズで撮れる Asahi Pentax-110 18mmF2.8Chapter 05 デジタルで甦るシネレンズたち シネレンズでスチル撮影
シネレンズもライカクオリティ Leitz Hektor Rapid 2.7cmF1.4
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とりもり さん
2019-08-04
最初の本でメジャーなマウントは紹介済みのようで、紹介されているのは基本的にはEOS DIGITALで装着できないフランジバックの短いマウントばかり。「マイクロフォーサーズ機とマウントアダプタで楽しむ」というサブタイトルがついている割に、結構前書が前提となっていて内容が偏っている。アダプタの装着方法とかは詳しいけど、その分同じマウントの別レンズの紹介とかにページを割いて欲しかった。率直に言って今ひとつの内容。★★☆☆☆
やもち さん
2019-07-30
こちらはオールドレンズ入門って感じではなく、より深い内容。格安レンズはあまりのってない。写りのニュアンスの違いは正直まだわからないので、とりあえず安いのていろいろ撮ってみる。