マウスでもキーボードでもない入力デバイスとして耳目を集めているマイクロソフトのKinect(キネクト)。人体の動き(ジェスチャー)を認識し、その動きによって、マウスやキーボードが行なっていたように、パソコンを操作できるようにするモノです。Wiiのように何かを持ったり踏んだりする必要はありません。Kinectの前で手を振れば、それがPCの操作となります。ただし、手を振る動作が、どんな入力内容なのかをPCに理解させなければなりません。その方法を多数のサンプルとともに詳解してゆきます。映画『マイノリティ・レポート』で描かれた世界を現実にするデバイスと、それを使ったソフトウェアの書き方を、広く深く解説します。
著者紹介
技術レビュー担当者の紹介
謝辞
序文
本書の要件
コードサンプルについて
監修者まえがき
第1章はじめに
Kinect for Windows が生み出されるまで
Kinect for Windows SDK
Visual Studio のKinect プロジェクトの要素
Kinect for Windows SDK のサンプル
まとめ
第2章アプリケーションの基礎
Kinect センサー
カラー画像のストリーム
オブジェクトの詳細
データの取得:イベントとポーリング
まとめ
第3章深度画像の処理
Kinect から見た世界
深度を測定する
深度画像に手を加える
シンプルな深度画像の処理
深度とプレイヤーのインデックス
計測する
深度画像とビデオ画像を調整する
深度近接モード
まとめ
第4章骨格追跡
骨格を探す
骨格オブジェクトモデル
Kinect the Dots
座標空間と変換
SkeletonViewer ユーザーコントロール
まとめ
第5章高度な骨格追跡
ユーザーインタラクション
Simon Says
深度ベースのユーザー操作
ポーズの検出
再考とリファクタリング
まとめ
第6章ジェスチャー
ジェスチャーを定義する
NUI
ジェスチャーの由来
ジェスチャーを実装する
共通のジェスチャーを検出
これからのジェスチャー
第7章音声
マイクアレイの基礎
オーディオキャプチャ
指向性マイクのビーム追跡
音声認識
日本語音声認識
音声認識エンジン
まとめ
第8章応用編
画像操作のヘルパーメソッド
近接検出
顔を認識する
ホログラム
今後注目のライブラリ
まとめ
第9章Kinect SDK 1.5 に搭載された機能
Seated モード骨格追跡
関節方向取得
表情認識
まとめ
付録A Kinect の数学
計測の単位
ビット操作
ビットフィールド
ビット単位のOR(論理和)
ビット単位のAND(論理積)
ビット単位のNOT (補数)
ビットシフト
幾何学と三角法
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刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
書籍の種類:
書籍の刷数:
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 335 図A-06 |
未 | 未 |
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2012.09.04 |