守岡 桜 翻訳
守岡 桜 原著
Joe Pulizzi 著
Robert Rose 著
小林 弘人 監修
コンテンツマーケティングは古くからある言葉だが、ソーシャルメディアの普及によって、語られる文脈は格段と広がった。ソーシャルメディア上でコンテンツは共有され拡散していく。その速度が格段に速くなり、顧客とのコミュニケーションの形が劇的に変わったからだ。そこに2010年ころから「トリプルメディア」というコンセプトが取り入れられ、考え方の地盤も整った。
アメリカでは先行して2011年、20カ国からの参加者が集う“Content Marketing World”が開催され、イベント参加者数は1年で倍増した。日本でもコンテンツマーケティングをテーマとするセミナーやイベントが増えつつあるなか、本書はトリプルメディア時代の基盤となる「コンテンツマーケティング」の戦略とノウハウを、コンテンツマーケティング協会の創設者が現場の目線でお届けする。
第1部 コンテンツマーケティング戦略
第1章 ビジネスケースづくり
第2章 ファーストは誰?それはなぜ?
第3章 旅を創造する:コンテンツの柱づくり
第4章 チャネルを掘り下げる
第5章 まとめあげる
第2部 コンテンツマーケティングのプロセス
第6章 コンテンツマーケティングプロセスの4つの段階
第7章 ワークフローへようこそ
第8章 コンテンツマーケティングのツール
第9章 聖歌隊に歌わせる
第10章 きちんと話して,耳を傾ける
第11章 測定-ピラミッドをつくりあげる
第12章 コンテンツ&マーケティングを超えて
終章 まとめ 知っていることすべてが変わり-することはなにも変わらない
内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。
正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。
本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。
山田案稜 さん
2013-07-03
本当に、上位の戦略的な話に終始しています。コンテンツマーケティングという業界、概念について学びたい、語りたい人。自社のオウンドメディアを推進するためのプロジェクトマネージャーや、権限者などには役に立ちます。一方で、実際にメディアを作る人、作業をする人にとっては明らかに物足りない内容です。下流の実践の話はほとんど書いていません。その点を理解した上で読むと、役に立つ情報があります。
しんさん さん
2013-08-07
ぐぬぬ。初めて網野善彦の本を読んだときの挫折感に近い。あと1,2回腰をすえて読まねば。
doji さん
2017-09-22
かなり業務的に突っ込んだ内容なので、実務経験者向けに書かれているところがとてもよかった。会社のコミュニケーションのありかたは本来は変わるべきではないので、変わらないために時代の変化に適応する必要があること。すべて真っ当だけれど、現場で意識してるひとはほとんどいない。