システム開発 受託契約の教科書(池田 聡)|翔泳社の本
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システム開発 受託契約の教科書


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798152912
定価:
2,728(本体2,480円+税10%)
仕様:
A5・292ページ
カテゴリ:
開発管理
キーワード:
#開発環境,#開発手法,#プログラミング,#システム運用
紙の書籍
本書籍には新版があります
ITシステム開発「契約」の教科書 第2版

プロジェクトを成功に導く仕組みづくり。
弁護士による契約書ひな形を提供!

本書は、システム開発を成功させるために必要な契約書について解説します。
企業の法務部門の方を対象者にした書籍とは異なり、体制作りや、作成物、承認方法
など、具体的な内容にも踏み込んでいます。発注側・受注側の双方でシステム開発と
契約に関わるすべての方に最適です。

第1部は総論です。契約に関する基礎知識と、システム開発の実情に合致した契約
について解説します。ケーススタディやコラムを交え、興味深く読み進むことができます。
著作権、瑕疵担保責任、下請法の扱いなど、開発現場のリーダーにも必須の
実用的で具体的な法律知識を提供します。

第2部は条文の解説です。数々の契約書の中で注目すべき部分を抽出し、
重要項目について解説します(全文はWordファイルでダウンロード提供)。
契約の背景を設定して、実際の業務への対応をわかりやすくしています。

【民法改正に対応できる】
制定以来約120年ぶりの民法改正に対応しています。注意点および改正後の変更点
について解説します。既存の契約書を更新したい人にも最適です。

【開発・法務の双方に精通】
本書はメガバンクでの銀行業務およびシステム開発に従事した経験を持つ弁護士が
執筆しています。業務とシステム開発の実情に寄り添った、実用的かつ法的にただし
い契約書を紹介しています。

【使えるひな形を提供】
弁護士がリーガルチェックを行った、使える契約書のひな形をWordファイルで
ダウンロード提供します。ファイルも提供します。

【主な対象読者】
発注側/受注側の双方でシステム開発と契約に関わる方を主な対象としています。
 ・開発担当の責任者(個人を含む)、プロジェクトマネージャ
 ・営業担当、調達担当
 ・情報システム部、経営企画部などで契約に携わる方
 ・法務部門、弁護士などの新人

第1部 システム開発に関する契約の基礎知識
第1章 契約とは
第2章 契約書の目的
第3章 契約に関する基礎知識
第4章 契約書の体裁
第5章 これだけは知らないと危ない法律上のポイント

第2部 サンプル契約書の逐条解説
契約書例1 ソフトウエア開発基本契約書(多段階契約)
契約書例2 ソフトウエア開発契約書(請負一括型)
契約書例3 業務委託契約書(要件定義・準委任契約)
契約書例4 業務委託基本契約書
契約書例5 ソフトウエア開発基本契約書(アジャイル開発)
契約書例6 コンサルティング業務委託契約書
契約書例7 システム保守委託契約書
契約書例8 SES基本契約書
契約書例9 ソフトウエア使用許諾契約書
契約書例10 労働者派遣基本契約書

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最終更新日:2021年06月10日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷
12行目
2刷
各個別契約その他の
別途
2021.06.10
1刷 050
下から11行目、12行目
2刷
(現行法)
(改正前)

刊行後に改正になったため。

※リフローEPUBの場合、第5章の「(7)瑕疵担保責任/契約不適合」の最初の段落が該当箇所になります(2か所)。
2021.06.10
1刷 051
下から2行目、5行目、10行目、11行目
2刷
瑕疵担保 (5行目は瑕疵)
契約不適合

※リフローEPUBの場合、第5章の「(7)瑕疵担保責任/契約不適合」の3つ目の小見出し「契約不適合」と本文が該当箇所になります(4か所)。
・小見出し:瑕疵担保責任の適用→契約不適合責任の適合
・本文:
この瑕疵担保責任が適用されるのは、→この契約不適合責任が適用されるのは、
瑕疵にはなりません。→契約不適合にはなりません。
瑕疵担保責任ではありません。→契約不適合責任ではありません。
2021.06.10
1刷 052
表5.1の上の箇条書き、〈瑕疵担保責任で問えること〉の右側に追加
2刷
〈契約不適合責任で問えること ①追完請求(修補請求) ②損害賠償 ③解除 ④代金減額請求
2021.06.10
1刷 052
表5.1の右端の列の下から2行目
2刷
瑕疵担保責任
契約不適合責任
2021.06.10
1刷 054
下から6行目
2刷
(現634条1項)
(改正前634条1項)

刊行後に改正になったため。

※リフローEPUBの場合、第5章の「(7)瑕疵担保責任/契約不適合」の8つ目の小見出し「「請求」が「通知」に」の最初の段落が該当箇所になります。
2021.06.10
1刷 055
図5.5 1行目、6行目の左から3つ目
2刷
現行法(瑕疵担保責任) 請求○
改正前(瑕疵担保責任) 通知○
2021.06.10
1刷 145
下から8行目
2刷
「本件ソフトウェア」
「本件システム」

※リフローEPUBの場合、第2部「契約書例2 ソフトウェア開発基本契約書(一括請負型)」の「2 契約条項と解説」の最初の囲み「〇〇システム開発委託契約書」が該当箇所になります。
2021.06.10
1刷 163
1行目
2刷
要件定
要件定

※リフローEPUBの場合、第2部「契約書例3 業務委託契約書(要件定義・準委任契約)」の「(11)要件定義書」の囲み内1行目が該当箇所になります。
2021.06.10

感想・レビュー

lapislazuli さん

2020-02-08

本書では契約にまつわるリスクについて分かりやすく纏められているため、法務関係でない人でも分かりやすく学ぶことができる。エンジニアであっても契約について知っておくことは、会社全体のリスクヘッジに繋がるため重要だと言えるだろう。

hukkey (ゆっけ) さん

2020-03-01

前半は契約や法律に関する予備知識、後半はサンプル契約書とそれに対する補足という構成になっている。アジャイルやSESなど身近な場面も想定した契約書と説明が記載されていてイメージしやすい。絶対的な指針とはいかないものの、契約を定めたり読み解くための基準としてよくまとまっている印象。

まさやん510 さん

2021-08-28

システム開発関連の契約書について、ひな型付きで解説している。法律上の考え方だけでなく、「実務上はこうなることが多い」という現場での経験に基づき解説がなされているのがありがたい。「受託契約」というタイトルから、ベンダ向けの解説なのかなと想像していたが、ユーザーが注意すべき点にもかなり重点が置かれていて、それぞれの立場からの条項修正例も記載されている。