池田 聡 著
本書は、システム開発を成功させるために必要な契約書について解説します。
企業の法務部門の方を対象者にした書籍とは異なり、体制作りや、作成物、承認方法
など、具体的な内容にも踏み込んでいます。発注側・受注側の双方でシステム開発と
契約に関わるすべての方に最適です。
第1部は総論です。契約に関する基礎知識と、システム開発の実情に合致した契約
について解説します。ケーススタディやコラムを交え、興味深く読み進むことができます。
著作権、瑕疵担保責任、下請法の扱いなど、開発現場のリーダーにも必須の
実用的で具体的な法律知識を提供します。
第2部は条文の解説です。数々の契約書の中で注目すべき部分を抽出し、
重要項目について解説します(全文はWordファイルでダウンロード提供)。
契約の背景を設定して、実際の業務への対応をわかりやすくしています。
【民法改正に対応できる】
制定以来約120年ぶりの民法改正に対応しています。注意点および改正後の変更点
について解説します。既存の契約書を更新したい人にも最適です。
【開発・法務の双方に精通】
本書はメガバンクでの銀行業務およびシステム開発に従事した経験を持つ弁護士が
執筆しています。業務とシステム開発の実情に寄り添った、実用的かつ法的にただし
い契約書を紹介しています。
【使えるひな形を提供】
弁護士がリーガルチェックを行った、使える契約書のひな形をWordファイルで
ダウンロード提供します。またスマートフォンなどでも読みやすいE-PUB形式の
ファイルも提供します。
【主な対象読者】
発注側/受注側の双方でシステム開発と契約に関わる方を主な対象としています。
・開発担当の責任者(個人を含む)、プロジェクトマネージャ
・営業担当、調達担当
・情報システム部、経営企画部などで契約に携わる方
・法務部門、弁護士などの新人
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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(翔泳社)
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刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
書籍の種類:
書籍の刷数:
本書に誤りまたは不十分な記述がありました。下記のとおり訂正し、お詫び申し上げます。
対象の書籍は正誤表がありません。
発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1刷 | 12行目 |
2刷 | 未 |
|
2021.06.10 | ||||||
1刷 | 050 下から11行目、12行目 |
2刷 | 済 |
|
2021.06.10 | ||||||
1刷 | 051 下から2行目、5行目、10行目、11行目 |
2刷 | 済 |
|
2021.06.10 | ||||||
1刷 | 052 表5.1の上の箇条書き、〈瑕疵担保責任で問えること〉の右側に追加 |
2刷 | 済 |
|
2021.06.10 | ||||||
1刷 | 052 表5.1の右端の列の下から2行目 |
2刷 | 済 |
|
2021.06.10 | ||||||
1刷 | 054 下から6行目 |
2刷 | 済 |
|
2021.06.10 | ||||||
1刷 | 055 図5.5 1行目、6行目の左から3つ目 |
2刷 | 済 |
|
2021.06.10 | ||||||
1刷 | 145 下から8行目 |
2刷 | 済 |
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2021.06.10 | ||||||
1刷 | 163 1行目 |
2刷 | 済 |
|
2021.06.10 |
lapislazuli さん
2020-02-08
本書では契約にまつわるリスクについて分かりやすく纏められているため、法務関係でない人でも分かりやすく学ぶことができる。エンジニアであっても契約について知っておくことは、会社全体のリスクヘッジに繋がるため重要だと言えるだろう。
hukkey (ゆっけ) さん
2020-03-01
前半は契約や法律に関する予備知識、後半はサンプル契約書とそれに対する補足という構成になっている。アジャイルやSESなど身近な場面も想定した契約書と説明が記載されていてイメージしやすい。絶対的な指針とはいかないものの、契約を定めたり読み解くための基準としてよくまとまっている印象。
まさやん510 さん
2021-08-28
システム開発関連の契約書について、ひな型付きで解説している。法律上の考え方だけでなく、「実務上はこうなることが多い」という現場での経験に基づき解説がなされているのがありがたい。「受託契約」というタイトルから、ベンダ向けの解説なのかなと想像していたが、ユーザーが注意すべき点にもかなり重点が置かれていて、それぞれの立場からの条項修正例も記載されている。