エンジニアが学ぶ物流システムの「知識」と「技術」(石川 和幸)|翔泳社の本
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エンジニアが学ぶ物流システムの「知識」と「技術」


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798155449
定価:
3,080(本体2,800円+税10%)
仕様:
A5・264ページ
カテゴリ:
開発管理
キーワード:
#開発環境,#開発手法,#プログラミング,#システム運用
紙の書籍
本書籍には新版があります
エンジニアが学ぶ物流システムの「知識」と「技術」 第2版

物流に大きな変革の波が押し寄せている!

アマゾンや楽天といったネットに閉じこもらず物流を武器にビジネスを拡大している企業が成長しており、物流が競争の源泉になっています。
しかし、国内は人手不足により、手厚い物流が困難になるなど、物流のあり方が模索されています。
人手不足を解消すべく、ネットによる受注、貨物追跡、ドローン輸送、自動運転、IOT、
物流のアイドルリソース活用(物流のウーバー版)といった多くのイノベーションが物流領域に起きています。

本書では最新システム動向と物流システムの種類、IOT、物流の処理業務(伝票スキャンや指示書等、間接業務)のロボット化にまで言及し、
物流の現在と直面するビジネスの変化を解説するとともに、
物流システムを手掛けるエンジニアがどのように対応していけば良いのかなど、物流全般について解説します。

【本書のポイント】
●物流に必要なシステムと最新動向がわかる
●物流の現在と直面するビジネスの変化や、その対応方法がわかる
●物流業務の機能がわかる
●物流のシステム導入のやり方がわかる

購入特典

「物流用語集」

物流に関する専門用語をまとめた「物流用語集」です。

特典

第1章 物流に大きな変革の波が押し寄せている
1.1 物流を制するものはビジネスを制す
1.2 物流のサービスレベル競争が売上を増大させる
1.3 人手不足を解決する効率化のさらなる前進
1.4 グローバル化する物流
1.5 進む販売物流の改革とこれから始まる調達物流改革
1.6 物流の新たな潮流
1.7 従来の物流QCD管理だけでなく新たな管理指標も必要
1.8 物流を制するための物流システム導入が重要

第2章 物流とは何か?
2.1 モノの流れから見た物流
2.2 モノの流れから見た物流① 調達物流
2.3 モノの流れから見た物流② 工場内物流
2.4 モノの流れから見た物流③ 販売物流
2.5 モノの流れから見た物流④ 倉庫内物流と包装・流通加工
2.6 モノの流れから見た物流⑤ 倉庫特性と輸送モードの相違
2.7 モノの流れから見た物流⑥ 返品物流と回収物流という静脈物流

第3章 物流業務を機能で読み解く
3.1 業務の流れから見た物流
3.2 物流を構成する実行業務機能① 倉庫管理の概要
3.3 物流を構成する実行業務機能② 輸配送管理の概要
3.4 物流を構成する実行業務機能③ 在庫の現品管理の概要
3.5 物流を構成する実行業務機能④ 引当・出庫・出荷指示の概要
3.6 物流を構成する計画業務機能① 発注計算・補充計算の概要
3.7 物流を構成する計画業務機能② 輸配送計画の概要
3.8 物流を構成する機能① 物流トラッキングの概要
3.9 物流を構成する機能② 物流パフォーマンス管理の概要
3.10 物流を構成するチェック業務機能 トレーサビリティの概要
3.11 物流を中心としたシステム関連図

第4章 倉庫管理業務と倉庫管理システム
4.1 倉庫管理業務の概要
4.2 入庫予定を取得し、入荷、検品、入庫、入庫予定消込を行う
4.3 保管機能① ロケーション管理と在庫ステータス管理
4.4 保管機能② 入庫日管理、有効期限管理などの詳細ステータス管理
4.5 出庫機能① 受注・出荷指示を取得し、引当機能と連係し、出庫指示を行う
4.6 出庫機能② ピッキング指示、梱包指示、仕分け、伝票印刷
4.7 特殊な業務① 返品に関わる業務
4.8 特殊な業務② 棚卸

第5章 輸配送と輸配送管理システム
5.1 輸配送業務は輸配送計画と可視化、コントロール
5.2 配車計画が輸配送管理の中心業務
5.3 運行管理は輸送の効率を改善する
5.4 共同輸配送を行うためのシステムと求貨・求車システム
5.5 国際物流におけるフォワダーの役割とインコタームズ
5.6 貿易での危険負担と費用負担の合意事項がインコタームズ

第6章 発注管理とERP
6.1 発注計算で必要な需要計画と需要連動
6.2 発注計算の方法① 所要量計算と基準在庫計算
6.3 発注計算の方法② 発注点方式、Min-Max法、ダブルビン法
6.4 発注計算を担う組織とシステムの所在
6.5 SCM、ERP、MESとWMSの連動

第7章 トレーサビリティとトラッキング
7.1 トレーサビリティは必須の仕組み
7.2 物流トラッキングとは?

第8章 サプライチェーン・マネジメント
8.1 サプライチェーン・マネジメントとは何か?
8.2 企業競争力とコスト構造を決めるサプライチェーン・モデル
8.3 サプライチェーン・マネジメントの神髄は計画マネジメント
8.4 サプライチェーン・マネジメントシステム導入の留意点

第9章 WMSの機能と導入時の留意点
9.1 WMSの機能① 全体像と入荷・入庫機能
9.2 WMSの機能② 出庫・出荷
9.3 WMSの機能③ 荷役作業と流通加工
9.4 WMSの機能④ 保管
9.5 WMS導入時の留意点

第10章 TMSの機能と導入時の留意点
10.1 TMSの機能の全体像
10.2 TMSの機能① 配車計画と積付け、車組み
10.3 TMSの機能② 運行管理、動態管理
10.4 TMS導入時の留意点

第11章 物流における新たな潮流とビジネス・テクノロジー
11.1 トランスファーセンターとクロスドック
11.2 オムニチャネル対応とドロップシップ対応
11.3 VMI対応、センター納品、ミルクランへの拡張
11.4 多様化する流通加工と付加価値サービスという物流範囲の拡大
11.5 3PLの進展と活用・連携方法
11.6 進む倉庫作業と物流間接業務のロボット化
11.7 脚光を浴びる物流IoTとセンサーリング、実績収集・可視化
11.8 IoTが開く自動運転、ドローン輸配送、アイドルリソース輸配送

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最終更新日:2021年05月14日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 151
上から10行目
在庫を管理する部門が不足を見て発注したきたために、
在庫を管理する部門が不足を見て発注しきたために、

※リフローEPUBの場合、「6-4 発注計算を担う組織とシステムの所在」の「発注計算は資産管理であって、現品管理とは切り離すべし」の2つ目の段落が該当箇所になります。
2021.05.14
1刷 212
「③輸配送所要量計算」4行目
4刷
40であれば
400であれば

※リフローEPUBの場合、「10-2 TMSの機能❶ 配車計画と積付け、車組み」の「配車計画の機能」の小見出し③の最初の段落が該当箇所になります。
2020.05.12
1刷 212
「③輸配送所要量計算」5行目
3刷
5000/(40×0.8)≒16台
5000/(400×0.8)≒16台

※リフローEPUBの場合、「10-2 TMSの機能❶ 配車計画と積付け、車組み」の「配車計画の機能」の小見出し③の最初の段落が該当箇所になります。
2019.05.07

感想・レビュー

mft さん

2021-07-18

未知の分野の手始めに。業務として担当しそうな立場ならもう少し詳しい本を読む方がよさそう

スペアテープ さん

2019-08-17

物流システム視点での物流について解説された本。前半は基本的な業務の流れだったが、後半はシステム導入での問題点についても触れていて参考になった。図が多く見やすかった。

houraiken さん

2019-01-01

物流関連の業務、システムについてまずざっくり概要を学ぶための一冊目の本。