富永 朋信 著
モノがあふれ、SNSなどのプラットフォームの変化が速い時代に、
革新的なアイデアにはなかなか巡り合えませんし、
大きな損失を被るリスクもあります。
そこで本書では、
汎用性があり、どんな時代にも高確率で売れるインサイト型の企画
をオススメします。
マーケティング的な視点で、
消費者の購買動機であるインサイトを探り、企画を立てましょう。
日本コカ・コーラや西友などでマーケティング関連の職務を歴任してきた著者が、
初心者の方にもわかるように、事例や具体例を交えながら説明します。
●このような要望をもつ企画者にオススメです!
・企画立ての基本を身につけたい
・企画の成功率を高めたい
・正しい値付けの方法を知りたい
・他社商品との差別化を図りたい
・企画立てに使える分析手法を知りたい
【目次の抜粋】
Introduction デジタル時代の「商品企画」
・インサイトでヒットを打つ[企画立案1]
・革新的なイノベーション型と堅実なインサイト型[企画立案2]
・5つの質問でインサイトを探る[理由を探る]
Chapter 1 企画の基本
・「モノが売れる」とはどういうこと?[消費者心理]
・アイデアを実現可能な企画にする[市場性の確認]
Chapter 2 情報収集・調査でインサイトを探る
・企画は5つの制限の中で考える[前提条件の確認]
・購買理由を調査する[グループインタビュー、デプスインタビュー]
Chapter 3 アイデアを企画に変換する
・コンセプトで刺さる企画にする[コンセプト]
・コンセプトから、名前を考える[ネーミング]
Chapter 4 テストマーケティングをする
・新商品のニーズの有無を探る[テストマーケティングの必要性]
・消費者の反応から、改善する[テストマーケティングの実行]
Chapter 5 販売から企画戦略を考える
・行動経済学から考える「価格戦略」[価格設定]
・店頭で差をつける「販売戦略」[パッケージ]
Chapter 6 発売後の検証と修正のサイクルをつくる
・評価される軸の変化を捉える[発売後の分析]
・リアルとデジタルを組み合わせる[購買分析]
INTRODUCTION デジタル時代の商品企画
CHAPTER1 企画の基本
CHAPTER2 情報収集・調査でインサイトを探る
CHAPTER3 アイデアを企画に変換する
CHAPTER4 テストマーケティングをする
CHAPTER5 販売から企画戦略を考える
CHAPTER6 発売後の検証と修正のサイクルをつくる
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t-0o0 さん
2020-05-31
ペルソナやインサイトの考え方など、基本の考えを学べるという点において参考になる。
sk8 さん
2021-12-23
商品企画を含めた、マーケティングに焦点を当てた解説書。 普段からマーケティングに携わっている人にとっては、物足りない内容かもしれないが、商品企画の大筋のステップが理解できる。
ウマカラス さん
2021-05-31
上司からドミノ・ピザのマーケターの富永さんを要チェックと言われたので、借りてきた。「商品開発」がない会社なのだが、筆者優先で読んだが、本前半の物が売れる仕組みや、考え方は役に立った。勝手にインスピレーションを受けた部分は多々ある。