川田 曜士 著
【本書で身につくこと】
・Webにおけるビジネスモデルを理解できる
・業務に使えるフレームワークがわかる
・施策を運用し、改善を続ける方法がわかる
・指標を理解し、自ら設計できるようになる
【内容紹介】
Web分析・改善は、いまや
どんなビジネスでも欠かせません。
これからはいろいろな視点と
組み合わせたり、データから
アイディアを生み出す発想力も
求められることでしょう。
本書では、指標の読み方はもちろん、
データ分析のための考え方や
Webのビジネスモデル、さらには
戦略や戦術まで解説しています。
Web分析・改善をするための基本を
しっかり押さえられるので、
トレンドの技術やツールに
流されることのない“基礎体力”を
付けることができます。
【目次(抜粋)】
Introduction デジタル時代に不可欠な「Web分析・改善」
Chapter 1 Web分析・改善でできること
Chapter 2 Web戦略の基本
Chapter 3 Web分析・改善の第一歩「会社とユーザーを知る」
Chapter 4 いろいろな指標の意味と活用方法
Chapter 5 マーケティング視点で分析・改善計画を立てる
Chapter 6 測定方法を設計する
Chapter 7 意図を持って施策を運用する
Chapter 8 データから課題を発見する
Chapter 9 データの「見せ方」と「伝え方」
基礎知識が身に付く/戦略と戦術の基本がわかる/指標の読み方や使い方を理解できる/効果測定のポイントがわかる/改善サイクルを回せるようになる
サイトは改善を繰り返し、最適化を目指すものですが、何から手を付ければよいか迷いがちです。ビジネスモデルやサイトの構造を理解することで、「課題」を見つけるための分析ができるようになります。
よく使われる指標の意味と目的を、明快に解説。「アクセス解析ツールがないと何もできない」状態から抜け出し、自ら指標を設定できるようになります。
※紙の書籍と電子書籍でレイアウトが異なります。
Introduction デジタル時代に不可欠な「Web分析・改善」
01 Web分析・改善がいま求められる理由
02 さらに発展するWeb分析・改善
Column:ブランディングのメリットを享受しよう
Chapter 1 Web分析・改善でできること
01 数字だけ追いかけると失敗する
02 Web分析・改善の目的は「事業に成果をもたらすこと」
03 Web分析・改善で身に付く「5つの力」
Column:第6の力、「言語力」
Chapter 2 Web戦略の基本
01 Webもマーケティング活動の一部
02 戦略も戦術も「知る」ことから始まる
03 戦略とは「知って」「見つけて」「組み立てる」こと
04 戦術とは「実行して」「育てる」こと
05 戦略と戦術をつなげるフレームワーク
06 戦略の賞味期限~戦略の見直し~
Column:変化のパターンを読む
Chapter 3 Web分析・改善の第一歩「会社とユーザーを知る」
01 会社とユーザーを知るべき理由とは
02 フレームワークを利用するメリットと効果的な組み合わせ
03 Webサイトのビジネスモデルを理解する
04 事業の流れを知り、よさを見つける
05 ユーザーの行動を知り、顧客心理を理解する
Column:アクティブユーザーモデル
Chapter 4 いろいろな指標の意味と活用方法
01 指標の意味を正しく理解する
02 解析ツールで覚えておきたい指標とその活用方法
03 Web広告で覚えておきたい指標とその活用方法
04 ビジネスの基本指標とソーシャルメディアの基本指標
05 指標の基準値を持つ
Column:メールマーケティングの指標
Chapter 5 マーケティング視点で分析・改善計画を立てる
01 計画は事業目的から逆算する
02 KGI、KPI、KSFを理解する
03 イーコマースの計画立案
04 リードジェネレーションの計画立案
05 メディアサイト、サポートサイトの計画立案
Column:実際にページを確認することの大切さ
Chapter 6 測定方法を設計する
01 用意されている指標から考えてはいけない
02 自社に合った測定方法を設計する
03 イーコマースの測定方法の設計
04 リードジェネレーションの測定方法の設計
05 メディアサイト/サポートサイトの測定方法の設計
06 KPIの設計で気を付けたいこと
Column:インタラクション解析
Chapter 7 意図を持って施策を運用する
01 施策をやりっぱなしにしないために
02 意図のある施策の作り方
03 施策の優先順位
04 よい施策を常にストックしておく
05 戦略に立ち返る癖を付ける
06 検証するときの注意点
Column:平均値と中央値、最頻値
Chapter 8 データから課題を発見する
01 サイトの導線を意識する
02 全体の傾向を知る
03 データを絞り込んで比較する
04 Googleアナリティクスから数値の全体傾向を把握する
05 ユーザー、事業、競合他社の視点で気付きを得る
06 定性的なアプローチを使いこなす
07 データには間違いもある
08 定期的にデータ取得ができる体制と仕組みを考える
Column:非顧客を知る
Chapter 9 データの「見せ方」と「伝え方」
01 レポートを作る理由は「事業に成果をもたらすため」
02 見せ方のルールを決める
03 相手によって伝える内容を変える
04 課題を管理する
05 レポートの最終目標は「作らない」こと
Column:人のために分析・改善し、心地よい体験を創出する
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まさき|リクルート×副業(Lステップ構築) さん
2020-09-24
●企業にとってブランディングの最大のメリットは、価格競争に巻き込まれず、価格決定権を得られること。企業の主戦場がWebに移ったいま、Webの知識だけでは競合他社に勝つことはできません。●3C分析ー分析の順番のセオリーは、「顧客→競合→自社」の順 です。自社から分析してしまうと、どうしても自社が基準になり、顧客と競合の分析に偏りが出てしまいます。自社の強みは顧客が価値と感じる部分であり、相対的に決まるものです。顧客視点で考えられるよう、顧客から分析を始めるようにして
ireadertj さん
2019-09-04
内容的には、入門書ということもありそこまで新しいことはなかったかな。ホントの最初に読むくらいの本。 chapter8はよかったかな。なかでも課題発見のために確認すべき指標 ・日、週、月別のトレンド ・チャネル、参照元/メディア ・デバイス別 ・ランディングページ、閲覧ページ ・新規、リピート(休眠を入れたほうが良い気が) ・主要導線の遷移率(ファネルかな) あと気になるとしたら、特典のファイル中身が微妙。。。
あづさ/kyoka さん
2020-09-12
戦略の立て方や施策に落とし込むためのロジックツリー、レポート作成のコツまでカバーした入門書という感じ。「売り上げはwebだけでは完結しない」という視点が良い。具体的なアプローチ法やツールの紹介はあまりないので、別の本も読んでみようと思う。