清水 久三子 著
こんな人におすすめ!
・緊張して上手く話せなくなる
・自信を持ってプレゼンしたい
・なぜ意見が通らないのか理由がわからない
・相手からの突然の質問が怖い
・できるだけ話さずにすむ資料を作りたい
近年、プレゼンや発表は社会人の苦手な業務ランキングの上位に入るほど、
できるならやりたくないという人も多いようです。
ただし、社会人にとってプレゼンは避けることはできない業務です。
なんとか緊張せずに乗り切りたいと考える人も多いでしょう。
実は、緊張はパフォーマンスを上げてくれるものなので、
撃退する必要はありません。コントロールが必要なのです。
経営者でもプロのスポーツ選手でも大事な場面では緊張しています。
しかし緊張が必要なものだとはいえ、
相手に伝わらなかったらがっかりしてしまいますよね。
自分では一生懸命話しているつもりなのに、伝わらないこともあります。
そこで本書では、
プレゼンの上手な人が行っている緊張コントロール法、
相手に理解してもらえる・自信が持てる話し方、
緊張したときに助けてくれる資料作成術などの
具体的なテクニックを教えます。
本書を手にすれば、自信を持って相手に伝わるプレゼンができるようになります。
〈目次〉
Introduction 話しベタさんの7大勘違い
Chapter 1 緊張を受け入れよう
Chapter 2 話し方を変えるだけで聞いてもらえる
Chapter 3 話しベタさんに必須の聞き手分析
Chapter 4 話の材料と筋道で9割決まる
Chapter 5 Q&Aの準備でアドリブも怖くない
Chapter 6 資料作りはこれだけ押さえればOK
章ごとに話しベタさんの代表的な悩みを掲載。共感できたら、その章があなたに必要な証拠です。 各項目では、話しベタさんの悩みをジャンル別にしてアイコンとして入れています。特に気になるジャンルの項目だけをチェックして読むこともできます。
(1)具体的な悩みから解決策を探せます。自分に当てはまる悩みがあれば、その解決策の項目だけ読んでもよいでしょう。/(2)本章のテクニックを実践することで、現在の状況がどう変わるかがわかります。この最終的なゴールを念頭において実践するとスムーズです。
項目ごとに理解を促すイラストや図解が入っています。解説とともに確認しましょう。
現在、年間100~150日はプレゼンに関する講演や研修講師などで登壇している著者ですが、かつてはプレゼンが大の苦手。当時の話も織り交ぜながら、本当に効果のあるテクニックを紹介します。
Introduction 話しベタさんの7大勘違い
1 「プレゼン=自分が主役」ではない
2 話し上手にまつわる誤解
3 1対1の社内会議も立派なプレゼンの場
4 論理性よりも大事なことがある
5 プレゼンが苦手な人はあなただけではない
6 一番時間をかけるべき準備は資料ではない
7 プレゼンが上手くいかない本当の理由
Column|ボイストレーニングのすすめ
Chapter 1 緊張を受け入れよう
Chapter 1の概要 緊張しすぎて話せない……
1 「緊張トリセツ」で緊張を味方につけよう
2 たった一言で場の空気を緩めて話しやすくする
3 最も緊張する魔の3分間を乗り切ろう
4 緊張対策グッズの準備と身だしなみに気を配ろう
5 声の震えは痛みとハミングで解決する
6 簡単に声量をアップする方法
7 アイコンタクトは7秒程度で十分
8 前の人の話を聞くと緊張が緩む3つの理由
9 100回の場数よりもリハーサルが自分を救う
Column|なくて七癖
Chapter 2 話し方を変えるだけで聞いてもらえる
Chapter 2の概要 どうして私の意見は採用されないの?
1 力強い言葉を使って主張しよう
2 話し方にリズムを出して、聞きやすさを上げよう
3 敬語を正しく使おう
4 クッション言葉を使ってみよう
5 話し方をポジティブな印象にする
6 相手にとっての意味をプラスして納得感アップ
7 相手を迷子にしないように話そう
8 読むだけで済むスライドを作ろう
9 説明の3つの型に当てはめるだけで伝わる
Column|読み聞かせは間と抑揚のトレーニング
Chapter 3 話しベタさんに必須の聞き手分析
Chapter3の概要 何を報告したらいい?
1 プレゼン全体の目的とゴールを決めよう
2 頼まれたプレゼンには「聞き手分析」が必須
3 聞き手に直接確認できない場合には過去から学ぶ
4 相手の期待値と内容レベルをすり合わせよう
5 相手からの反論を意識しておこう
6 全員を納得させるために事前に相談しておこう
Column|話し上手な人はどんなことをしている?
Chapter 4 話の材料と筋道で9割決まる
Chapter4の概要 商談でお客さまが乗り気じゃない
1 ピラミッドで整理して主張と根拠をそろえよう
2 ストーリーの型を使ってメッセージを伝えよう
3 選択肢を用意して決めてもらおう
4 ストーリーに意外性を持たせよう
5 相手の疑問を解消する筋道構成パターンを使おう
6 説得力を生む一次情報と二次情報を探そう
7 情報の一軍、二軍を決めよう
8 相手がリアルに想像できる表現をしよう
Column|ストーリー作りには悪役が必要
Chapter 5 Q&Aの準備でアドリブも怖くない
Chapter5の概要 会場からの質問に頭が真っ白
1 質問は攻撃ではなく理解を深める機会と考えよう
2 20個の質問シミュレーションで乗り切れる
3 まずは質問を「答えるかどうか」で仕分けよう
4 答えを考える時間を確保しよう
5 質問の受け方からまとめまでの型を知ろう
6 相手の意図に合わせて対応を決めよう
7 事前確認とトラブル対応を準備しておこう
8 司会進行とパネリストは役割を認識しよう
Column|プレゼン失敗のショックから抜け出す方法
Chapter 6 資料作りはこれだけ押さえればOK
Chapter6の概要 やっと完成させた資料なのにダメ出しされた
1 ストーリーボードで二度手間をなくそう
2 4つのスタイルで効率良く進めよう
3 1スライド1メッセージにしよう
4 基本の4つのグラフを使おう
5 図解はパターン化して使い回そう
6 色は基本2色で十分
7 イラストは用途によって使い分ける
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刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
書籍の種類:
書籍の刷数:
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 073 本文冒頭1行目 |
未 | 済 |
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2020.04.01 |
けほんこ さん
2020-01-24
読みました テーマ、タイトルがよき 表紙のイメージも好きです 丁寧な文体は読者メイン ターゲットであろう 話ベタさんにふんわり 届くでしょうし 分量も多すぎず よかったです ただ 72.73ページなんだ? あそこがきになって その後の内容が あまり頭に入ってこなく なってしまいました そこは残念でした
あお さん
2020-04-07
「プレゼン=自分が主役」ではない。他人だって自分のことで頭がいっぱい。プレゼンは相手へのプレゼント。資料よりも聞き手をしっかり分析すること+リハーサル。緊張は自分を助けてくれるもの。滑舌を向上させるためにはハミングが効果的。曖昧な言葉を使わない。間を取る。相手にとっての意味を伝える。質問に回答しない場合は感謝で受け流す。1スライド1メッセージ。年度初めのオリエンテーションに参考になればと思い読みました。
DK さん
2020-12-15
プレゼンの準備。まずは聞き手をしっかりと分析。次にメッセージやストーリー作り。そして、最後はリハーサル。 資料の微修正で完成度を上げるのはリハーサルを完璧にした後。参考にできますね。