UXライティングとは、ユーザー(読み手)の体験を助け、体験の価値を高めるように
配慮した文章の書き方、技術のことをいいます。
Webを利用し、直接顔を合わせることのないままビジネスを進めるのが日常的となった現在、
ユーザーに配慮した書き方がとても重要になっています。
この「ユーザー体験」「読み手への配慮」という視点は、Webサイトやアプリの制作に携わって
いる方はもちろん、一般ビジネスマンにとっても必要な考え方、スキルの1つとなりました。
そこで本書では、具体的な例を通してUXライティングの手法を紹介しています。
著者はテクニカルコミュニケーションの専門家として第一線で活躍し続ける髙橋慈子氏と
公立はこだて未来大学の教授で教育工学、ライティング教育が専門の冨永敦子氏。
お手本となる文例や事例を多数紹介しているので、本書を参考にすれば自分の仕事に
UXライティングを活かし、実践できるようになります。
【本書の対象読者】
・UXライター、UXデザイナー
・企業のWebサイトの担当者
・仕事で内外とのやり取りをスムーズに行いたい方
【目次】
第1章 UX(ユーザー体験)がビジネスを変える
第2章 UXライティングで課題を解決する
第3章 UXライティングのプロセス
第4章 わかりやすくなる書き方のポイント、UX のスタイルガイド
第5章 よりよく伝える改善の取り組み
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
(翔泳社)
「わかりやすくて正確な文章」だけで、ビジネスで大きな成果を出すのは難しい……。
これからより必要になるのは、UX(ユーザー体験)に貢献する文章です。
UXに合わせたことばの使い方や表現を、「UXライティング」といいます。
「ユーザーの役に立ちたい!」「ユーザーに喜んで欲しい!」「ユーザーを安心させたい!」、そんなライティングテクニックを身につけましょう。
第1章ではUXライティングとは何かを説明し、なぜ重視されるようになったのか、その背景や導入のメリットを知ることができます。
まだ紹介例が少ないUXライティング。第2章ではビジネスにUXライティングを取り入れ、成功を収めている国内事例を紹介しています。
UXライティングのプロセスとして、第3章ではユーザー観察、インタビュー、ペルソナ法、ジャーニーマップなどの手法を学びます。
第4章ではUXの向上につながる、ユーザー視点の文章を多数紹介しています。自分が書いた文章と比較し、改善へとつなげましょう。
第5章では、アンケート、インタビュー、A/Bテスト、レビューといった、表現を改善するための取り組みについて具体的に紹介しています。
本書の内容はUXライティングの初心者向けです。章末には練習問題があり、自習用の他、社内研修や授業用テキストにもお使いいただけます。
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orion_rigel さん
2021-07-16
仕事に生かすことが出来るかなと思い読んで見ました。UXライティングとな何か、どのように役立つのか、さわりではあるけれども知ることが出来ました。ビジネスに役立てようと思う。
Go Extreme さん
2021-01-27
UXがビジネスを変える:モノ→コト・ユーザーとつながる画面・マイクロコピー・体験を高め仕事に活かす・ビジネスチャット活用・DXとUXの関係 UXライティングで課題解決:サービス開発で共創→ことばでつながる・知りたいに答えるFAQ・限られた時間で必要な情報提供 UXライティング・プロセス:観察とインタビュー・ペルソナ法で見える化・ジャーニーマップ・プロトタイピング UXのスタイルガイド:短く簡潔・語りかける・ユーザー視点での言葉選び・丁寧さのさじ加減・ヒントの提供・失敗→役立つ体験 改善:アンケート・比較
おサラミ さん
2021-05-26
UXライティングと書かれてはいるが、UXに関するトピックを広く浅く紹介してる感じ。具体的なライティングのコツについては4章で記載されている。(1章でUXの必要性、2章で活用例、3章でUXの全体像、5章はライティング結果や成果物の評価・改善方法)