広田 航二 著
●本書の概要
情報処理技術者試験の中でも難関といわれる「ITストラテジスト」の
午後I・午後II試験に特化した対策書です※。
午後Ⅰの記述式、午後Ⅱの論述式試験の指導に定評のある著者が、
解答作成のノウハウを惜しみなく伝授します。
※午前I・午前II対策には『情報処理教科書 高度試験午前I・II 2022年版』を
ご利用ください。
●本書の特徴
業務経験が乏しい受験者でも午後試験に合格できるテクニックを具体的に解説します。
(1)解答プロセスが分かる!
午後Iについては、問題文のマーキング法、読むときの観点、設問を分解する方法、
キーポイントの見つけ方、キーポイントから解答を作成する方法などを
詳細に説明します。
午後IIについては、問題文から論文の骨格を組み立て、論述するまでのプロセスを
順を追って説明します。
(2)ツールが充実!
午後Iでは、問題文にヒントがなく、ITストラテジストとしての見識を基に
解答しなくてはならない場合があります。この対策として、
過去問題を分析してよく出題される観点を「~の場合は、~しろ」という形で
標語としてまとめ、分類・整理しています。
繰り返し読んで身に付けると、問題に対応しやすくなります。
午後IIでは経験がない話題について論述を求められる場合があります。
この対策として、論文の話題やネタ(背景)を、使いやすいように加工して
「論文の部品」として分類・整理し、使い方を具体的に説明しています。
(3)過去問が豊富!
書籍掲載とWebダウンロードと合わせて、
午後I38問、午後II 28問を詳細に解説しています。
●目次
第1章 午後Ⅰ対策
第2章 午後Ⅰ演習
第3章 午後Ⅱ対策
第4章 午後Ⅱ演習
第5章 受験の心得
ITストラテジストになるには
※本書の読者特典のダウンロード期限は2024年3月31日までとなります。
答案の添削経験豊富な著者が、午後Iの記述試験を突破する「超解法フロー」と、午後II試験で誰でも論文が書けるようになる「超論述フロー」を伝授します。
午後Iの記述問題については、問題文のマーキング法、読むときの観点、設問を分解する方法、キーポイントの見つけ方、キーポイントから解答を作成する方法などを詳細に説明しています。
午後IIの論述問題については、設問を分解して論文の骨格を組み立て、論述するまでのプロセスを、思考の道筋をとばすことなく、順を追って説明しています。
ITストラテジストに求められる視点を「~の場合は、~しろ」という標語にして整理しています。
論文の話題や背景を「モジュール(部品)」として加工・分類し、使い方を具体的に提示しています。
第1章 午後Ⅰ対策
1.1 午後Ⅰ試験の難しさとその対策
1.1.1 午後Ⅰ試験はなぜ難しいか
1.1.2 午後Ⅰ試験対策の基本方針
1.2 2つの方法論:ボトムアップアプローチとトップダウンアプローチ
1.2.1 ボトムアップアプローチとは
1.2.2 トップダウンアプローチとは
1.3 過去問をボトムアップアプローチで解いてみる
1.3.1 マーキング読みをする!
1.3.2 設問を分析する
1.3.3 設問を解く!
1.3.4 解答の見直し(2問で15分)
1.3.5 並列関係の解法例
1.4 トップダウンアプローチ
1.4.1 対策標語とは
1.4.2 対策標語の見方
1.4.3 対策標語集
第2章 午後Ⅰ演習
2.1 演習
演習1 [令和3年 春期 午後Ⅰ 問1]タクシー会社におけるデジタルトランスフォーメーション
演習2 [令和3年 春期 午後Ⅰ 問2]小売業の店舗販売とインターネット通信販売の融合
演習3 [令和3年 春期 午後Ⅰ 問4]AIを用いた筋電義手
演習4 [令和元年 秋期 午後Ⅰ 問1]化学品メーカにおけるデジタルトランスフォーメーションの推進
演習5 [令和元年 秋期 午後Ⅰ 問2]保険会社の新事業の企画
演習6 [令和元年 秋期 午後Ⅰ 問3]大学受験向け予備校の合併に伴うITを活用したビジネスモデルの見直し
演習7 [令和元年 秋期 午後Ⅰ 問4]自動運転技術を用いた海底探査システム
演習8 [平成30年 午後Ⅰ 問2]住宅設備メーカのシステム導入
演習9 [平成30年 午後Ⅰ 問3]コンテンツ制作会社の事業展開
2.2 午後Ⅰ問題のモヤモヤ感はどこからくるのか
2.2.1 近年の問題にもある
2.2.2 まだある悩ましげなポイント
2.2.3 なぜこのようなことになるのか
2.2.4 ヒントがない問題文最後のまとめ箇所は何のためにある
2.2.5 これも難易度調整用の機構?
2.2.6 対処での考え方
第3章 午後Ⅱ対策
3.1 なぜ論文が書けないのか
3.1.1 午後Ⅱ試験は難しい試験?
3.1.2 どうすれば論文が書けるようになるか
3.2 解答する問題を選択する
3.2.1 選択する基準を事前に決めておく
3.2.2 選択基準(1)に該当する場合 <準備モジュールで選ぶ>
3.2.3 選択基準(2)に該当する場合 <背景で選ぶ>
3.2.4 選択基準(3)(4)に該当する場合
3.2.5 演習では何でも対応できるようにする
3.3 論文設計書の作成(章,節の設計)
3.3.1 論文設計書の重要性
3.3.2 設問を分解する
3.3.3 設問に対応した章タイトルを決定する
3.3.4 各章の節・項タイトルを決定する
3.3.5 節や項の中の話題を決定する
3.4 論文を書く
3.4.1 第2章(設問イ)から書き始める
3.4.2 第3章(設問ウ)を書く
3.4.3 第1章(設問ア)を書く
3.4.4 最後の仕上げをする
3.4.5 書き方の注意事項
3.4.6 完成論文サンプル
3.5 キーポイントの探し方
3.5.1 キーポイントの探し方の基本
3.6 準備モジュールの適用
3.6.1 準備モジュールの体系
3.6.2 準備モジュールの一般的な適用方法
3.6.3 準備モジュールの第3章への適用方法
3.6.4 準備モジュールの第1章への適用方法
3.6.5 準備モジュールの用意のしかた
3.7 ネタの準備をしよう
3.7.1 背景の重要性
3.7.2 どのような背景が良いか
3.7.3 背景の集め方
3.7.4 背景はコンポーネント単位で準備せよ!
3.8 論文用漢字と準専門用語集
3.8.1 論文によく使う漢字と準専門用語
3.9 原稿用紙の使い方
第4章 午後Ⅱ演習
演習
演習1 [令和3年 春期 午後Ⅱ 問1]デジタルトランスフォーメーションを実現するための新サービスの企画
演習2 [令和3年 春期 午後Ⅱ 問3]異業種メーカとの協業による組込みシステムの製品企画戦略
演習3 [令和元年 秋期 午後Ⅱ 問1]ディジタル技術を活用した業務プロセスによる事業課題の解決
演習4 [令和元年 秋期 午後Ⅱ 問2]ITを活用したビジネスモデル策定の支援
演習5 [令和元年 秋期 午後Ⅱ 問3]組込みシステムの製品企画における調達戦略
演習6 [平成30年 午後Ⅱ 問1]事業目標の達成を目指すIT戦略の策定
第5章 受験の心得
5.1 本試験前の準備期にやるべきこと
5.1.1 午後Ⅰ試験のために
5.1.2 午後Ⅱ試験のために
5.2 試験本番でやるべきこと
5.2.1 午後Ⅰ試験の場合
5.2.2 午後Ⅱ試験の場合
5.3 本試験後にやるべきこと
ITストラテジストになるには
ITストラテジスト試験の概要
受験の手引き
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 504 設問ウ 論文サンプル2枚目の2行目 |
未 | 未 |
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2022.03.02 |