中村 健児 著
著者は警視庁として初めてとなるTwitterの公式アカウント開設を提案。
その後中の人としてTwitterの運営を担当します。
本書は、その著者のプロモーション術を具体的なエピソードをもとに紹介します。
●本書で紹介する主なエピソード
・警視庁として初めてとなるTwitterの公式アカウント開設を提案、
警視総監までプレゼンを行う
・アカウント開設時に起案した運用ポリシーが後に開設される
警視庁公式アカウント群のひな形となる
・「みかんの汁がズボンに落ちました…」など、最近のうっかり体験や、
3時のおやつのお茶請けなどほっこりした日常をつぶやきフォロワー数急増
・踊り手のめろちんさんが「ピーポくんのうた」に振り付けをしたとのツイートに
すかさず反応しコラボ企画を発動。
警視庁カラーガード隊が警視庁本部庁舎屋上ヘリポートで
めろちんさん振り付けのダンスを踊る動画を制作
・ニコニコ超会議に警察として初めて出展し機動隊の指揮官車を持ち込み
DJポリスの実演を行い多数のメディアに取り上げられる
・メール配信サービス「メールけいしちょう」のシステムを警視庁として
初めてオンプレミスからクラウドに移行させ、
大幅な経費縮減に貢献
・YouTubeに公式チャンネルを開設し、TwitterとYouTubeを連携させた公開捜査を実現
・特殊詐欺被害防止啓発のため飛び込み営業により
アニメ「けものフレンズ」とのコラボを実現し話題となる
・ハッシュタグ「#振り込め詐欺新名称」を使い、振り込め詐欺の新名称を募集
【目次】
第1章 初めてのツイッター
第2章 役所こそやわらかく
第3章 激変の日々
第4章 反響を呼んだキャンペーン
第5章 ツイッターについて思うこと
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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(翔泳社)
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||||
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1刷 | 030 7行目 |
未 | 未 |
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2023.05.15 | ||||||
1刷 | 110 9行目 |
未 | 未 |
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2021.09.13 |
宇宙猫 さん
2022-02-22
★★★ 警視庁で初めて広報でTwitterを利用した時の苦労話。新しいことを始めるには理解のある上司が必須みたい。
あお さん
2021-08-04
Twitterの「中の人」の個性を出した運用の実例集。確かに無機質な公式アカウントの発言は頭に入らずスルーしがち。特に警察や犯罪は別世界のことに思え現実感が持てない。しかし人間味のある発言を拝見すると想いが垣間見え警察官も人なんだと親近感や共感が沸く。近所の交番の駐在さんの様に身近に思える。炎上しないよう細心の注意でツイートするのは骨が折れそうだが、著者はそれすらも楽しんでいる様子で開拓者として適任。いい意味の鈍感さを持ち想定外を楽しむ。情けなさをさらけ出す。Twitterが耕運機とすればコラボは肥料か。
ぽけっとももんが さん
2021-10-05
Twitterの運用を始めるまでには、警視総監の決裁が必要だった。運用ポリシーも定め、アカウントのIDも後に続く(であろう)警視庁アカウントに統一性を持たせるのを前提に決める。先駆者とは大変な苦労をしている。とはいえ愚痴混じりでも「中の人」、楽しそうだ。誤爆しても内側から足を引っ張られても負けない。企業公式Twitterは結果を求められがちだけど、これは固い土を耕す耕運機である。いつか豊作になる日のために地道に活動をするのである。身にしみるなぁ。