牧 隆史 著
松原 敬二 著
広田 航二 著
満川 一彦 著
■本書の概要
本書は、情報処理技術者試験のうち、令和5年度「エンベデッドシステムスペシャリスト(ES)」試験の午前II・午後I・午後IIの対策書です。午前I対策には『情報処理教科書 高度試験午前I・II 2023年版』をご利用ください。
■本書の対象読者
応用情報技術者試験合格者、またはそれと同等の知識のある方を想定しています。
■試験内容の変更
ES試験は、令和5年度秋期試験から大幅に変更されます。主な変更点は以下のとおりです。
・午前II:出題範囲にストラテジ系の3分野が追加される
・午後I:試験時間は90分のまま解答数が2問から1問に変更される
・午後II:論述式に変更され、出題範囲に企画・要件定義分野が追加される
詳細はIPAのホームページで、試験要綱、シラバスなどをご確認ください。
本書の序章で、試験の変更内容と対策法について説明しています。
■本書の特長
・午前II試験に必要な知識を中心に分野別に解説。午前IIの新しい3分野の解説を追加
・午前II試験の過去問から再出題の可能性の高い100問を収録。新分野の問題は他の試験区分から選定
・午後Iの解答テクニックを丁寧に解説
・午後I対策として、令和4年度までの午後I・午後IIの過去問2回分を書籍に掲載、3回分をWebダウンロードで提供
・午後II対策として、ITストラテジスト(ST)とシステムアーキテクト(SA)の組込み分野の論述式過去問2回分を取り上げ、論文作成のプロセスと解答例を掲載(『情報処理教科書 ITストラテジスト 2022~2023年版』、『情報処理教科書 システムアーキテクト 2023~2024年版』からの転載)
※ダウンロード期限は2024年6月30日まで
■目次
序章 エンベデッドシステムスペシャリストになるには
第1部 分野別解説
第1章 コンピュータ構成要素
第2章 システム構成要素
第3章 ソフトウェア
第4章 ハードウェア
第5章 ネットワーク
第6章 セキュリティ
第7章 システム開発技術
第8章 ソフトウェア開発管理技術
第9章 ストラテジ系
第2部 午前II対策
第10章 午前II試験の出題傾向と演習
第3部 午後I対策
第11章 午後I問題の解答テクニック
第12章 午後I試験の演習
第4部 午後II対策
第13章 午後II試験の演習
第1章~第8章でテクノロジ系、第9章でストラテジ系の知識を、分野別に解説しています。午前IIの出題範囲に追加された3分野「システム企画」「経営戦略マネジメント」「技術戦略マネジメント」の解説を第9章に追加しました。
午前II試験の演習として、再出題の可能性の高い100問を収録。各問に過去の出題年度を表示。新しい3分野の問題は、他の試験区分の過去問から選定。
午後I試験の解答テクニック(システムの理解の仕方、そのための図の描き方、計算問題の解き方)を詳しく説明しています。
1問当たりの解答時間が、旧午後Iは45分、旧午後IIは120分でしたが、新午後Iは90分となります。本書は、旧午後Iと旧午後II過去問2回分を書籍に掲載し、3回分をWebダウンロードで提供しています(ダウンロード期限は2024年6月30日まで)。これらを新午後I対策としてご活用ください。
午後IIは論述式に変更され、従来の設計・開発分野に,企画・要件定義分野が追加されます。本書は、ITストラテジスト(ST)・システムアーキテクト(SA)の組込み分野の論述式過去問2回分を取り上げ、論文作成のプロセスと解答例を掲載しています。(『情報処理教科書 ITストラテジスト 2022~2023年版』、『情報処理教科書 システムアーキテクト 2023~2024年版』から転載したものです。)
はじめに
本書の使い方
読者特典データのご案内
序章 エンベデッドシステムスペシャリストになるには
エンベデッドシステムスペシャリスト試験とは
受験の手引き
第1部 分野別解説
第1章 コンピュータ構成要素
1.1 プロセッサ
1.2 メモリ
1.3 バス
1.4 入出力デバイス
1.5 入出力装置
第2章 システム構成要素
2.1 システムの構成
2.2 安全対策と評価
2.3 信頼性設計と評価
第3章 ソフトウェア
3.1 リアルタイムOS
3.2 開発ツール
3.3 オープンソースソフトウェア(OSS)
第4章 ハードウェア
4.1 電気・電子回路
4.2 機械・制御
4.3 論理回路
4.4 LSI
4.5 機械部品及び要素と実装
第5章 ネットワーク
5.1 ネットワーク方式
5.2 データ通信と制御
5.3 通信プロトコル
5.4 アクセス制御
5.5 ネットワーク管理
第6章 セキュリティ
6.1 情報セキュリティ
6.2 情報セキュリティ対策
第7章 システム開発技術
7.1 システム要件定義・ソフトウェア要件定義
7.2 システム設計・ソフトウェア設計
7.3 実装・構築
7.4 統合・テスト
第8章 ソフトウェア開発管理技術
8.1 開発プロセス・手法
8.2 知的財産適用管理
第9章 ストラテジ系
9.1 システム企画
9.2 経営戦略マネジメント
9.3 技術戦略マネジメント
9.4 ビジネスインダストリ
第2部 午前II対策
第10章 午前II試験の出題傾向と演習
10.1 コンピュータ構成要素
10.2 システム構成要素
10.3 ソフトウェア
10.4 ハードウェア
10.5 ネットワーク
10.6 セキュリティ
10.7 システム開発技術
10.8 ソフトウェア開発管理技術
10.9 システム企画
10.1 経営戦略マネジメント
10.11 技術戦略マネジメント
10.12 ビジネスインダストリ
第3部 午後I対策
第11章 午後I問題の解答テクニック
11.1 システムの構成と動作を理解する
11.2 計算問題を確実に解く
11.3 図を描いて考える
第12章 午後I試験の演習
演習1(旧午後I) パワーアシストスーツ(R04a-I-1)
演習2(旧午後I) 競泳計時システム(R04a-I-2)
演習3(旧午後I) 無人店舗システム(R04a-I-3)
演習4(旧午後I) ペット医療の点滴で用いるシリンジポンプ(R03a-I-1)
演習5(旧午後I) デジタルトランスフォーメーションを用いたレストラン(R03a-I-2)
演習6(旧午後I) スマート畜産システム(R03a-I-3)
演習7(旧午後II) 仮想現実技術を利用したシステム(R04a-II-1)
演習8(旧午後II) コミュニティバスの無人自動運転システム(R04a-II-2)
演習9(旧午後II) 駅でサービスを行うロボット(R03a-II-1)
演習10(旧午後II) 生産ラインの可視化システム(R03a-II-2)
第4部 午後II対策
第13章 午後II試験の演習
演習1(ST) 経営環境の急激な変化に伴う組込みシステム事業の成長戦略の意思決定(ST-R04h-II-3)
演習2(ST) 異業種メーカとの協業による組込みシステムの製品企画戦略(ST-R03h-II-3)
演習3(SA) IoT,AIなどの技術進展に伴う組込みシステムの自動化(SA-R04h-II-3)
演習4(SA) IoTの普及に伴う組込みシステムのネットワーク化(SA-R03h-II-3)
索引
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 132 「表:有線LANの伝送規格」通信規格10GBASE-Tの最大通信速度 |
未 | 未 |
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2023.05.30 | ||||
1刷 | 422 表2 「起立反芻」の「首の状態」 |
未 | 未 |
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2023.10.03 |