【本書のポイント】
・PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)とPM(プロジェクトマネージャー)の2軸、DXとITプロジェクトの2軸のそれぞれを対比しながら整理して解説
・ITプロジェクトに比べて広範囲かつ曖昧なところがあるDXプロジェクトにも役立つ、さまざまなスキルの実力が身につく
・増えているPMOへのニーズ、さらには将来のPM候補の育成にも応えることで、DXや企業経営、組織運営にも貢献できる
・新たな技術の登場により、PMO・PMにどのような役割が求められ、どのような可能性を秘めているかがわかる
・解説とイラストがセットで理解しやすい
・キーワードから知りたい項目を調べやすい
【こんな方におすすめ!】
・PMOやPMがどのような人材か知りたい方
・PMOやPMの基本や実務を学びたい方
・DXとITプロジェクトでの活動の違いを知りたい方
・現在や近未来のPMOはどのように動くべきかを学びたい方
【内容紹介】
2010年代後半以降、企業や団体がDXプログラムやITプロジェクトを進めていく中で、内部の経験者の人材不足から、外部のPMOに頼るケースが増えてきました。
近年はPMOという言葉が浸透するだけでなく、DXの活動では成功の鍵を握る存在へと役割が高まりつつあります。
本書の特徴は、PMOとPMの2軸、DXとITプロジェクトの2軸で、それぞれを対比しながら整理して解説していくところです。
本書で基本や実務を確認、あるいは自身の経験と照らし合わせることで、携わる活動の成功の確度は高まるでしょう。
本書では見開きで1つのテーマを取り上げ、図解を交えて解説しています。
最初から順に読んで体系的な知識を得るのはもちろん、
気になるテーマやキーワードに注目しながら読むなど、状況に合わせて活用しましょう。
【目次】
第1章 PMOとPMの概要~プロジェクトを推進する重要な人材~
第2章 DXプログラムとプロジェクト~プログラムを意識して取り組めるか~
第3章 DXプロジェクトでの役割~型のない活動でもやるべきことは同じ~
第4章 DXとITにおける共通の活動~PMOの基本的な仕事と機能~
第5章 ITプロジェクトでの役割~プロジェクトに見るPMの果たすべき役割と機能~
第6章 ITプロジェクトでの工程別の活動~工程別に見る活動と作成物の違い~
第7章 PMOになるために~心得・スキル・変化に対応できること~
この1冊で、PMO・PMの役割や実務上求められることがすべて理解できます。(※紙の書籍と電子書籍でレイアウトが異なります)
解説とイラストがセットなので、文字だけでは想像しにくい技術がスッと頭に入ります。
体系的な学習はもちろん、知りたい項目を探して効率よく読むこともできます。
第1章 PMOとPMの概要~プロジェクトを推進する重要な人材~
1-1 PMOとPMの役割
1-2 DXが当たり前となった時代
1-3 PMOの意味と役割
1-4 PMの意味と役割
1-5 PMとPMOの違い
1-6 PMとPMOの位置づけ
1-7 プロジェクトの特徴と求められる活動
1-8 プロジェクトを成功させるためのPMOの関与
1-9 現在のPMOらしさ
1-10 PMOの基本的な管理項目
1-11 ITプロジェクトの現在
1-12 高まるPMOへのニーズ1 簡単な利用法と成長企業の上手な利用法
1-13 高まるPMOへのニーズ2 調整役や通訳としてのPMO
1-14 誰もがなれるPMO
1-15 プロジェクトを立ち上げる
1-16 プロジェクトを管理する
1-17 プロジェクトを終了する
1-18 プロジェクト管理標準のPMBOK
第2章 DXプログラムとプロジェクト~プログラムを意識して取り組めるか~
2-1 DXの始まり
2-2 現在のDX
2-3 ITプロジェクトの概要
2-4 DXとITプロジェクトの違い
2-5 プログラムとプロジェクトの違い
2-6 DXはプログラム
2-7 その活動はプログラムでは?
2-8 プログラムのゴール
2-9 プログラムとプロジェクトのマネジメントの違い
2-10 目標と施策の整合性
2-11 憲章や計画書を作成する
2-12 増えつつあるCoEとその役割
2-13 DXのチームビルディング
2-14 外部人材とのすみ分け
第3章 DXプロジェクトでの役割~型のない活動でもやるべきことは同じ~
3-1 DXでのPMOの役割
3-2 推進体制の検討
3-3 体制の機能と組み立て方
3-4 会議体の運営
3-5 ワークショップの運営
3-6 課題と施策の整理
3-7 変化への対応
3-8 ソリューションの想定
3-9 求められている期待の認識
3-10 振り返りの重要性
第4章 DXとITにおける共通の活動~PMOの基本的な仕事と機能~
4-1 タスクから見たPMOの仕事
4-2 スコープの定義
4-3 マイルストーンの決定
4-4 現在値の確認
4-5 最小の活動と言葉の確認
4-6 WBSとガントチャートの作成
4-7 進捗の管理
4-8 課題の管理
4-9 リスクの管理
4-10 ステークホルダーの管理
4-11 コミュニケーション管理
4-12 品質について考える
4-13 ツールによる管理
第5章 ITプロジェクトでの役割~プロジェクトに見るPMの果たすべき役割と機能~
5-1 システム構築タイプによる違い
5-2 ビジネスや技術による違い
5-3 開発手法と工程での違い
5-4 ITプロジェクトで求められるPMの役割
5-5 ITプロジェクトで求められるPMOの役割
5-6 ITベンダーの選定
5-7 システム開発におけるフェーズと工程
5-8 プロジェクト開始時の留意点
5-9 ITプロジェクトを計画する
5-10 プロジェクト計画書の作成
5-11 契約について考える
5-12 メンバー選定とチームビルディング
5-13 ITプロジェクトの体制
5-14 コストからプロジェクトを見る
5-15 終了条件に基づく完了
第6章 ITプロジェクトでの工程別の活動~工程別に見る活動と作成物の違い~
6-1 ITビジネスの熾烈な戦いから
6-2 構想立案とシステム企画
6-3 要件定義の全体像
6-4 ビジネス要件とシステム化要件
6-5 機能要件と非機能要件
6-6 要件定義工程のドキュメント
6-7 基本設計工程
6-8 詳細設計工程
6-9 開発の本丸
6-10 テスト工程
6-11 運用テストから稼働へ
6-12 稼働後の管理
6-13 ポストモーテムへの取り組み
6-14 品質管理の重要性
第7章 PMOになるために~心得・スキル・変化に対応できること~
7-1 PMOの心得
7-2 PMOに求められるスキルの整理
7-3 経営と現場の両面から
7-4 原因を追究する
7-5 施策を立案できるようにするには?
7-6 ゴールにたどり着くために
7-7 社内PMOの事例
7-8 社外PMOの事例
7-9 外部パートナーの活用
7-10 ビジネスの観点でPMOを考える
会員特典はこちら
内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。
正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。
本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。