世界20ヵ国以上で大反響
教育大国フィンランド発、プログラマーでもある作家が書いた知育絵本『ルビィのぼうけん』シリーズが「プログラミング」「コンピュータ」「インターネット」「AIロボット」の4巻勢ぞろい!

『ルビィのぼうけん』は、コンピューターとテクノロジーと、それからプログラミングについての世界一"風がわりな"絵本です。 好奇心旺盛な女の子ルビィが、宝石集めを通してプログラミングに必要な考え方にふれる物語からはじまり、後半の"自分でやってみよう!"(練習問題)へと続いていきます。特に5歳ぐらいからの子どもにおすすめです!(大人が読んでも新たな発見があるかもしれません!)

第1弾

ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング

リンダ・リウカス/作, 鳥井雪/訳
ISBN:9784798143491
B5変判上製、114ページ

第2弾

ルビィのぼうけん コンピューターの国のルビィ

リンダ・リウカス/作, 鳥井雪/訳
ISBN:9784798138770
B5変判上製、88ページ

第3弾

ルビィのぼうけん インターネットたんけん隊

リンダ・リウカス/作, 鳥井雪/訳
ISBN:9784798159867
B5変判上製、98ページ

第4弾

ルビィのぼうけん AIロボット、学校へいく

リンダ・リウカス/作, 鳥井雪/訳
ISBN:9784798163543
B5変判上製、98ページ

リンダ・リウカス

フィンランド、ヘルシンキ出身のプログラマー、作家、イラストレーター。『Hello Ruby』はクラウドファンディングのKickstarterでまず資金を募り、発表からたった3時間強で目標金額の$10,000を達成。その後、Kickstarter の中でもっとも資金を集めた絵本となりました。 リンダはプログラミングの世界での中心人物のひとりであり、Rails Girlsの創立者でもあります。Rails Girlsは、あらゆる場所で若い女性にプログラミングの基礎を教える団体。ここ数年間で160 を超える都市でワークショップが開催され、10,000人以上の女性がプログラミングの基礎を学んでいます。

鳥井雪

プログラミング言語Rubyを使用するプログラマー。著者のリンダ・リウカスが創始者の一員であるRails Girlsを、2013年に東京で開催し、その後の日本での開催をサポートしています。また、島根大学で年に1回、Ruby on Rails(RubyによるWeb開発のためのフレームワーク)の授業を行い、また、オンライン講座でRuby on Railsの授業を担当するなど、Rails初心者のためのワークショップを多数経験しています。

"『ルビィのぼうけん』は、子ども向けにはとどまらない本"
Fast Company(ファストカンパニー)[米・ビジネス誌]

"リンダ・リウカスの絵本の主人公は女の子だが、この絵本は女の子だけに向けたものではない"
Guardian(ガーディアン)[英・新聞]

"『ルビィのぼうけん』は、まちがいなく反響を呼ぶ"
WIRED(ワイヤード)[米・情報誌]

"女の子をプログラミングへと向かわせる、はじめの第一歩"
TechCrunch(テッククランチ)[米・ニュースサイト]

ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング

まつもと ゆきひろ
プログラミング言語デザイナー・プログラミング言語Rubyのパパ

「子どもにもわかるやり方でプログラミングの本質に迫る」
プログラミングというと多くの人がイメージするのは、コンピューターに向かって呪文のようなコードをタイプすることかもしれませんが、実際にはその本質は、問題認識と問題解決です。
この本は子どもにもわかるやり方で、プログラミングの本質に迫ります。それになによりコンピューターと一緒に問題に取り組む「楽しさ」を見せてくれます。
この本を通じて多くの子どもたちと、それから大人たちにもプログラミングの楽しさが伝われば良いなと思います。

西脇 資哲
日本マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト

『ルビィのぼうけん』は、大人が読んでもIT業界の人ならその言葉と流れが心地よい。そして、コンピュータについて、「使い方」ではなく、「表現するプログラミングという手段」という視点で解説をした貴重な絵本。最後の「れんしゅう」はぜひ日本中の子どもたちにチャレンジをしてもらい、コンピュータを好きになってもらいたい。

矢野りん
バイドゥ株式会社 プロダクト事業部 部長(デザイナー)

わたしはむかし、プログラミングに対して興味をなくしたことがありました。プログラミングができないと、将来お金にこまるよ。と、言われたせいです。それいらい「プログラミングってそんなちっぽけなもんなのか」とおもうようになりました。でも、「ルビィのぼうけん」を読んで、なんだ、プログラミングって別にお金のためにやることじゃなくて、冒険をうまく進めるための「頭の使いかた、考えるキホン」のことなんだ。と思えました。自分のこどもにも、そうやって教えてあげられるかもしれない!と、とてもうれしいきもちです。

大場光一郎
クラウドワークス 執行役員 CTO

エンジニアにとって子供になにかを理解してもらうにはコンピューターに理解させるよりもよほど難しく感じます。
この本はルビィというちょっと負けず嫌いだけどがんばりやの女の子といっしょに楽しみながらプログラマーにとって大切な考え方を学ぶことができます。
なにより驚いたのはルビィが計画するところからはじめることです。普段の遊びの中では計画の大切さを伝える機会はなかなか無いのでよいきっかけになりそうです。
これからテクノロジーに立ち向かわなくてはならない娘を持つ親として、いっしょに読み聞かせできる日が待ち遠しくなりました。

大場寧子
株式会社万葉 代表取締役社長

専門性が高く、とっつきにくいと思われがちな「プログラマー的思考法」を、キラキラした親しみやすい絵本で紹介する。これまで誰もやったことのない本書の挑戦は、みんなにとっての素敵な "ぼうけん" であると思います。私の小さな娘が本格的なプログラミングを始めるまえに、何気なく考え方の練習ができるように(そして私みたいにプログラミングと宝石を好きになってくれるように!)、一緒に読むのを楽しみにしています。

小野和俊
株式会社 セゾン情報システムズ 常務取締役 CTO、株式会社 アプレッソ 代表取締役社長

ストライダーで遊んでいた子どもは練習せずに自転車に乗れるようになるのと同じように、「ルビィのぼうけん」を何度も読んだ子どもは自然とプログラミングの概念を習得し、概念的障壁をほとんど感じることなくプログラミングの世界に入っていくことができるでしょう。我が家の6歳と4歳と2歳の子どもにもぜひプレゼントしたい一冊です。

林 優子
株式会社iThings研究所 取締役

「文部科学省が、初等中等教育段階におけるプログラミング教育を推進」というニュースを目にしますが、みなさんは「プログラミング」と聞くと、「難しそう」「うちの子供の役に立つの」と思うのでしょうか。
「こんなことやりたい」を実現するためには、「何から始める? うまくいかないときはどうする?」って考える力を身につけてねって思うでしょ。そう、その思考がプログラミング! ルビィと一緒に遊んでみればわかりますよ。

高橋征義
株式会社達人出版会代表取締役、一般社団法人日本Rubyの会代表理事

かつて少女小説は、「著者」「読者」「主人公」がみな女の子(著者だけやや年上)という座組みで、既存の価値観を超えた、女の子による理想世界を自ら育み共有してきた。夢と勇気と矜持に満ちた物語を支えに生きてこられたと語る人さえいる。本書に込められたリンダの思いはあの世界を想起させる。アルゴリズムを武器に現代という世界で戦う少女たちの中には、きっと本書に導かれて生き延びてきたと述懐する人が現れることだろう。

太田 智美
ロボットパートナー、ITmedia ニュース編集記者

音楽大学を卒業した私は、大学院に入って初めて「プログラミング」というものを学びました。プログラミングの世界は分からないことだらけ。そもそも環境設定が難しいし、黒い箱がなんかこわいし、テキストエディタの文字は妙にカラフルだし、hogeとかなんなのって感じだし。特に「考え方」を理解するのが大変で、どれくらい大変だったかというと、一晩中友だちが居酒屋さんで教えてくれてやっとif文の考え方を理解する……くらい大変でした。
私にとってプログラミングは、この本の主人公ルビィのすきなことば「どうして?」の連続で、まさにぼうけん。絵本を読みながら、「もうちょっと先までぼうけんしてみようかな?」――そんなふうに思える作品でした。

利根川 裕太
特定非営利活動法人みんなのコード 代表理事

コンピューターはプログラムを書いたのが、大人でも、子どもでも、男の子でも、女の子でも関係なく、プログラミングされた通りに動きます。 これまでは女の子がプログラミングに興味を持つきっかけが少なかったのですが、このリンダさんの創った素敵な世界から、多くの女の子が(もちろん男の子も!大人も!)楽しいコンピューターの世界に興味を持ってくれることを祈っております。

ルビィのぼうけん コンピューターの国のルビィ

原田康徳
計算機科学者/ビスケット開発者

この本は、ワクワクするストーリーと綺麗な絵に隠れて、けっこうむずかしいことがチラチラ出てきますよね。子どもたちから新たな「どうして」が次々と聞かれそうな仕掛けになっています。それに答えられる人が身近にいなければ、今度は大人のほうも一緒にぼうけんに出ませんか?コンピュータに詳しい人はみんな親切なので楽しそうに教えてくれると思いますよ。

ルビィのぼうけん インターネットたんけん隊

村井 純
日本のインターネットの父/計算機科学者/慶應義塾大学環境情報学部教授

インターネットで釈迦が大きく変わるインターネット文明がはじまっています。夢を実現すること、課題を解決すること、世界がつながること、今までより簡単に自由にできるようなりました。これからの子どもたちはこの新しい文明で豊かに健やかに育ってほしい。そのために知るべきことがある。そのための新しい学びをこの本が提供します。とても大切なことを楽しく読めます。未来に生きる人、家族の方、すべての人に読んでもらいたいと思います。

ルビィのぼうけん AIロボット学校へ行く

渡辺知恵美
筑波技術大学 准教授/AgilePBL実行委員会

小学生の女の子、ルビーとジュリアそしてジュリアのロボットが小学校の教室で仲間と仲良く遊ぶお話。可愛いお話の中で人工知能ができること・難しいことがわかります。
お話の後についている31のれんしゅうもんだいが良くできていて、これはもう上質な人工知能ワークブックといっても良いくらい。 大人も勉強できるし、お友達どうし複数の親子で集まって一緒にワイワイやるとよさそうです。この本だけでは説明しきれないところは知っている大人が教えたり、みんなで一緒に調べたりするのも楽しそう!

松尾 豊
東京大学 大学院工学系研究科 人工物工学研究センター 教授 映画『AI 崩壊』AI 監修

AI(人工知能)とは何か、それがどうやって動いているのか、何ができて何ができないのか。世の中の大人たちはみんな「分かったフリ」をしています。でも、この絵本はAIが得意なこと、不得意なことを、「分かったフリ」をせずに教えてくれます。ルビィが学校に連れてきた来たロボットが大活躍したり失敗したりすることを通して、ロボットがどういう性格なのか、何を失敗しそうなのかを掴んでもらう。それによってAIが何が得意で何が苦手なのかを理解しやすくなるというのは、とてもすごい教え方です。そして、ロボットにできるかなどうかなと、共感しながら考えているうちに、知らず知らず、機械学習やディープラーニングの仕組み、性質、原理、応用、そして倫理的な問題まで、楽しみながら考えさせてくれます。見ているだけでうれしくなってしまうかわいい絵とお話が、とてもおすすめで、こんなAIの本が欲しかったという一冊です。日本ではAIの分野に進む人は男性が多いですが、AIの本当の面白さに男女関係ないはずで、もっと女性が活躍していいはずの世界です。ぜひ女の子に読んでもらいたい!と思っています。

平井総一郎
株式会社情報通信総合研究所 ICTリサーチコンサルティング部 特別研究員

AIって言葉は小学生だってほとんど知ってる。でも、その本質的な意味を理解し、説明できる人は少ないだろう。今回のルビイの冒険はそんなAIの概念が一読で理解できる。だから、子どもに読ませるべきなのはもちろんだが、その前にまず大人が読んでおくとよい本だと思う。なんとなくわかった気でいたAIがこれで子どもたちにも説明できるレベルになれるだろう。 しかし、この本の凄さは別のところにもある。それは登場するロボットを、どの学校にもいるであろう子どもたちと考えてみると見えてくる。その子たちは、他の子たちとは考え方がちょっと変わっていて、時々困ったちゃんに思われたりする。でも、あるときは無茶苦茶凄い力を見せたりもする。ルビイとジュリアは、そんな困ったちゃんのロボットの考え方の特性を理解し、どうすればロボットがクラスに溶け込めるか、ロボットに良さを発揮できるかを考えている。まさに発達障害やギフテッドの子を受け止めていると言える。(発達障害とギフテッドは明確に異なる存在である)発達障害、ギフテッドとAIを特別なものと考えず、その考え方の特性を理解し、上手に付き合っていくことが大切さなんだということを、私は今回のルビイの冒険4から学んだように思う。AIはすでに私たちの生活の中に入ってきて、なくてはならない存在になろうとしている。ルビイの冒険4は、そんなAIと付き合い、ともに暮らしていくための架け橋になってくれるだろう。

三宅陽一郎
日本デジタルゲーム学会 理事

こどもは自分で世界を作ります。 大人はその世界にそっと介入したいけれど、シャボン玉のように繊細です。 この本は、そんなこどもの世界に、自然に、コンピュータ、プログラム、人工知能の エッセンスを忍び込ませてくれます。そして、こどもの世界に新しい色を加えてくれます。 ファンタジーも、科学も、文学も、芸術も、本来はすべてが溶け合う一つの世界であることを、 この本はやさしく教えてくれます。 未来に向かってより広い世界を見せるために、それぞれのページが待っています。

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