どんなものでもえんかく操作(そうさ)
そのうち、もっとたくさんのものがプログラミングで操作できるようになる。心に思いうかべてみて。なんにでもコンピューターが入っていて、どんなものでも外から命令(めいれい)できる世界を。 このあそびは、えんかく操作をできるようになるためのれんしゅうだよ。
毎日使うものの中にかくれてる、ちっちゃなコンピューターのことを、「マイクロコントローラー」と言うよ。短く「マイコン」って言うの、聞いたことある?
スクリーンとキーボード、ハードドライブはないけど、その他は全部ひとつのちっちゃな回路(かいろ)に入っているんだ。
マイコンはプロセッサーとメモリだって持っている。キーボードやスクリーンとはちがったしゅるいの、データを受け取ったり、表示(ひょうじ)したりするシステムも持っているよ。(マイコンに、外からあいさつを送ってみよう!)
用意するもの
- はさみ、またはカッターナイフ
- 目立つ色のペンか色えんぴつ
- プログラムを書くためのあまり紙
- コンピューター役をやってくれるだれか
やること
- はじめに、リモコンを切り取って、半分におる。
- プログラムを切り取る。
- ここまでできたら、やってみて:
- "ウーッ"って言う
- 手をたたく
- とび上がって、しゃがむ
- さあ、プログラムに、自分でかんがえた命令を書きこんでみよう。書くときに、大人にたすけてもらってもいいよ。
- しあげに、リモコンにプログラムをはさみこもう。
- 動きをテストしてみよう! だれかにコンピューター役をやってもらってね。ボタンをおしたら、コンピューター役の人が、そのボタンに書かれた命令のとおりに動く。
もっとできること
マイコンのいくつかは、センサーを持っていて、まわりの変化をずっと追っている。下にあるセンサーをもったコンピューターがどんなふうに動くか、自由に考えてみて。
- 気温センサー。気温が暑くなったら、コンピューターはこうする:
- 方向センサー。ドアが左に開いたら、コンピューターはこうする:
- ふるえセンサー。だれかがドアをノックしたら、コンピューターはこうする:
- しめりけセンサー。雨がふり始めたら、コンピューターはこうする:
- インターネットセンサー。新しいおもちゃが発売されたら、コンピューターはこうする:
イベント
コンピューター科学では、なにかがきっかけで起こる動きのことを、「イベント」と言うよ。
マウスをクリックするたび、キーボードをたたくたび、電子レンジのボタンをおすたびに、イベントは引き起こされる。
このやり方で、お昼休みにはいらない信号機(しんごうき)を、いるときには点(つ)けることができるし、さむい時には自動でエアコンが切れるようにもできる。