iPhoneを便利にしながら、プログラミング的思考を学ぶ。
初心者のための、一石二鳥な超入門書
小学校でのプログラミング教育必修化などで、子どものプログラミング学習への関心が高まる中で、大人も「少しくらい、プログラミングができたほうがいいのかも?」と思ったことはありませんか?
本書は、普段の仕事や生活の中ではプログラミングをすることはないけれど、今後のためにもプログラミング的思考を身に付けたいと思う人が、iPhoneを使って手軽にプログラミングの考え方を学ぶことができる本です。
iPhoneやiPad には、「ショートカット」というアプリが標準搭載されており無料で使うことができます。「ショートカット」は、日常のルーティーンとなる動作などを自動化し、生活を便利にすることができるアプリです。一般的なプログラミング言語のように、パソコンで難しいコードを書く必要はなく、画面上をタップして、最初からアプリの中に用意されている処理を組み合わせるだけで、便利なプログラムを作ることができます。事前に作りたいものをイメージする→そのために何が必要なのかを考えて準備する→実際に手を動かしながら、動作を確認する……それら一連の作業をすすめていくうちにプログラミングの考え方を学ぶことがでできます。思い通りにプログラムを動かすためには、順序立てて物事を整理し、試行錯誤をすることが必要なため、論理的思考も身につけることができます。
●こんな方におすすめ
・プログラミングを学んでみたいが、いままでまったくやったことがない方
・仕事ではプログラミングをすることはないが、今後のためにもプログラミング的思考を身に付けたい方
・iPhoneやiPadをもっと使いこなしたい方
■書籍概要
『iPhone1台で学ぶプログラミング 日常の問題を解決しながら、論理的思考を身に付ける本』
著者:増井 敏克
発売日:2023年4月8日
定価:1,870円(本体1,700円+税10%)
判型:A5・224ページ
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798179599
全国の書店、ネット書店などでご購入いただけます
・翔泳社の通販 SEshop: https://www.seshop.com/product/detail/25581
・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4798179590
■目次
第1章 便利なものを作りながらプログラミングを学ぼう!
第2章 まずは操作に慣れよう
第3章 入出力はプログラミングの基本!
第4章 リストから選択して処理を簡単にする
第5章 一時的にデータを保存し、計算をしやすくする
第6章 「もし○○だったら?」ができることを増やす
第7章 繰り返すことで多くの処理の実現を簡単にする
第8章 自動的な実行によってプログラムの効果を高める
■著者プロフィール
増井 敏克(ますい・としかつ)
増井技術士事務所代表。技術士(情報工学部門)
1979年奈良県生まれ。大阪府立大学大学院修了。テクニカルエンジニア(ネットワーク、情報セキュリティ)、その他情報処理技術者試験にも多数合格。また、ビジネス数学検定 1 級に合格し、公益財団法人日本数学検定協会認定トレーナーとして活動。「ビジネス」×「数学」×「IT」を組み合わせ、コンピュータを「正しく」「効率よく」使うためのスキルアップ支援や、各種ソフトウェアの開発を行っている。
著書に『「技術書」の読書術』(共著)、『図解まるわかり データサイエンスのしくみ』『IT用語図鑑』(以上、翔泳社)、『プログラミング言語図鑑』、『ITエンジニアがときめく自動化の魔法』、(以上、ソシム)、『基礎からのプログラミングリテラシー』(技術評論社)、『Excelで学び直す数学』(C&R 研究所)、『RとPythonで学ぶ統計学入門』(オーム社)などがある。