▼編集長コメント
小学校でのプログラミング教育必修化の流れを受けて、教育ICTのWebメディア『EdTechZine』は2017年4月にスタートいたしました。その後、GIGAスクール構想やコロナ禍などによって教育現場を取り巻く環境は大きく変化し、EdTechZineのオープン時には考えられなかったことが多数起こっています。
まさに、将来の予測が難しい「VUCA」と呼ばれる時代に突入する中、人々にとって「自ら課題を見つけ出して解決する力」や「仲間と協働する力」などはますます重要となっていくでしょう。もちろん、それは子どもたち・若者にとっても例外ではありません。こうした力を身につけるにはICTを活用した学びが有効であると、私たちは考えています。
テクノロジーには、より多くの子どもたち・若者の可能性を広げる力があります。勉強は少し苦手だけれど、プログラミングでオリジナリティあふれるアプリをつくり出す子。事情があって学校に行けなくても、オンラインで学ぶことによって希望の進路に進めた生徒。EdTechZineはそうした子どもたち・若者のために尽力されている、たくさんの教育関係者の方々の背中を押すWebメディアでありたいと考えています。
ひとつのメディアが持つ力は大きなものではないのかもしれませんが、小さな変化が重なることで大きな変化につながるはずです。現場の最前線で情熱と信念を持って奮闘されている教育関係者の皆さまを応援すべく、EdTechZineでは引き続き情報発信を続けてまいります。
▼森山咲プロフィール
大学卒業後、ソフトウェア開発者を経て2016年に翔泳社に入社。2017年のEdTechZineオープン時から運営に携わる。2023年4月、編集長に就任。
【EdTechZineについて】
翔泳社が運営する「EdTechZine」は、ICTを活用して「教育」や「学習」をアップデートしたいと考えている教育関係者の方々に向けて、情報を発信する専門Webメディアです。記事やセミナーを通して、先進的な事例や授業実践など、次世代の学びを実現するヒントをお届けしています。
https://edtechzine.jp/