高品質のソフトウェアをすばやく開発できる手法として、世界中で注目されている「スクラム」。実際の開発プロジェクトにどう適用すればよいのかをとにかくわかりやすく解説します。 これからスクラムをはじめたい人はもちろん、スクラムを導入してみたけどなんだか上手くいかないなぁ……と思っている方にぜひ手にとっていただきたい一冊です。
刊行によせて
James O. Coplienからのメッセージ
角谷信太郎からのメッセージ
この本はどんな本だろう?
はじめまして!!
基礎編
基礎編 Scrumってなに?
はじめに
アジャイル開発ってなんだろう?
Scrumって何だろう
要求を並べ替える
プロダクトの責任者は誰?
動作するプロダクトを開発する
短く区切って繰り返す
頻繁に計画する
リリース判断可能ってなに?
毎日状況を確認する
できあがったプロダクトを確認する
もっとうまくできるはず
縁の下の力持ち
まとめ
実践編
実践編 どうやればうまくいくの?
Scene No.00
プロジェクト概要と人物紹介
よし、始めようか!!
登場人物紹介
Scene No.01
ロールを現場にあてはめる
プロダクトオーナーは誰だ!?
ロールはただの目印なんだ
コラム:みんなでロールを決めてみよう!!
Scene No.02
プロジェクトを理解する どんなプロジェクト?
プロジェクトの行く先を知っておこう
Scene No.03
プロダクトバックログをつくる
いつごろ終わるんだい!?
大丈夫だと思える見通しを立てる
Scene No.04
見積りをしていく
正確に見積もれません!?
見積りは素早くやろう!!
Scene No.05
見積りをより確実にする
僕なんかでいいですか?
あてずっぽうにベストを尽くせ!!
コラム:デッキは工夫しながらつくっていこう!!
Scene No.06
プロジェクトの計画を立てる
いつ何が手に入るのか?
これから先のことを知っておく
Scene No.07
詳細な計画を立てる
ちゃんと計画できたかな?
確実に終わる計画をつくろう!!
Scene No.08
素早くリスクに対処する
スプリントは順調かな!?
どこかに問題がないかを検査する
Scene No.09
成果物を固めていく
だいたい終わってまーす!!
確実に終わらせてから進むんだ!!
Scene No.10
状況をうまく把握する
これって間に合うのかな?
問題になる前に見つけるんだ!!
Scene No.11
先を予測しやすくしておく
あともう一日あれば……
タイムボックスは譲れない
コラム:見積りポーカーを活用しよう!!
スプリント#2
Scene No.12
次にやることを明確にする
少し早く終わったぞ!!
次にやることは誰もが知っている
コラム:デイリースクラムを工夫する
Scene No.13
みんなの自律を促していく
全員揃っていないけど……
守っていくのは自分たちだ!!
コラム:見せかけの進捗にだまされない
Scene No.14
ベロシティを上げていく
もっと早くできないの!?
ベロシティに惑わされるな!!
Scene No.15
問題を見つけやすくする
え? POがいないの!?
みんなで協力して進めていくんだよ
Scene No.16
意図を明確にしておく
うまく伝わってるのかな?
なんとしてでも伝えよう!!
Scene No.17
プロジェクトを支援していく
何かがおかしいぞ!?
みんなを支えてゴールを目指す!?
Scene No.18
より良い状態にしていく
すぐに解決できないよ……
少しでも理想に近づけていくぞ!!
スプリント#6
Scene No.19
先のことをいつも明確にする
今後のことがわからない!?
小まめに手入れしていかなくちゃ
Scene No.20
手戻りをなくしていく
本当に着手していいのかな?
スプリントを始めても大丈夫なように
コラム:スクラムマスターって何する人ぞ?
Scene No.21
溢れたものを調整する
あれ!? 間に合わない……
いつもゴールに向かうんだ!!
Scene No.22
さまざまな状況に対応する
この作業は苦手です……
協力して乗り越えていこう!!
コラム:自己組織化はタスクから!!
Scene No.23
より確実な判断をしていく
それぐらいはできるよね!?
失敗からどんどん学んでいこう
Scene No.24
リリースに必要なことをする
やり残したことはないかい?
後回しにしてはいけないんだ
Scene No.25
実践編で伝えたかったこと
ここからが始まりさ!?
最後まで読んでくれてありがとう
謝辞と著者について
著者を代表しての謝辞
西村直人(にしむらなおと)
永瀬美穂(ながせみほ)
吉羽龍太郎(よしばりゅうたろう)
理解を深めるために読んでほしい文献
ボクくんが気づいた大切なこと
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刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
書籍の種類:
書籍の刷数:
本書に誤りまたは不十分な記述がありました。下記のとおり訂正し、お詫び申し上げます。
対象の書籍は正誤表がありません。
発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||||
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1刷 | 004 第3段落5~6行目 |
2刷 | 済 |
|
2013.03.22 | ||||||
1刷 | 026 下から4行目 |
6刷 | 済 |
|
2017.05.15 | ||||||
1刷 | 085 1行目 |
2刷 | 済 |
|
2013.03.22 | ||||||
1刷 | 110 マンガの1コマめ |
2刷 | 済 |
|
2013.03.22 | ||||||
1刷 | 140 吹き出しの下 6~7行目 |
3刷 | 済 |
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2013.07.01 | ||||||
1刷 | 160 「そんなに頻繁に追記したり、…」の3行上 |
2刷 | 済 |
|
2013.03.22 | ||||||
1刷 | 160 最下行 |
2刷 | 済 |
|
2013.03.22 | ||||||
1刷 | 269 レビュワー |
2刷 | 済 |
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2013.03.22 | ||||||
1刷 | 274 下から6行目 |
2刷 | 済 |
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2013.03.22 | ||||||
1刷 | 276 「スクラム入門」3~4行目 |
2刷 | 済 |
|
2013.03.22 |
Kentaro さん
2019-02-15
そこで本書ではアジャイル開発におけるもっとも有名でかつ実践されているスクラムを解説し、その段取りを理解し、実際にブートキャンプのごとく、本書を読みすすめながらアジャイルを理解できる内容になっている。プロダクトオーナーがプロダクトバックログを提示し、スクラムチームがスクラムマスターのアドバイスを聞きながら、バックログの見直しや優先順位などを調整し、完了条件を定義し、タスクに落としスプリント計画をたて、スプリントバックログを作り、スプリントを回していく。こんなアジャイル開発手法を分かった気になれる一冊でした。
翔 さん
2019-04-28
業務でやってるので知識つけるために読んでみた。大まかな流れはわかったので実践+足りないところはアジャイルサムライで補う感じかな。
thinking_sketch_book さん
2013-03-30
★★★★★ 分かりやすくて良い入門書です。漫画と文章を使い分けながら分かりやすくアジャイル開発とスクラムを説明しています。業務を完全に予測し、計画する事は難しいという前提のもと、アジャイル開発では短い期間で成果物を出し、FBを受けながら業務をすすめていきます。その具体手法としてスクラムを説明しています。朝会のような手法は日本人的で好感をもてました。読む前は欧米的な仕組みかと思っていましたが、チームワークを刺激する日本人に合いそうな手法だと感じます。明日から使ってみたいと思わせる意味でも良い本だと思います。