『THE MODEL』著者、福田 康隆氏推薦!
組織的な運用で、マーケティング活動の効果と生産性を向上
デジタル化によりマーケティングの業務範囲は多岐にわたり、中でもテクノロジーやデータ利活用への期待が高まっています。しかしその一方で、データ活用のためにシステムやツールを導入しても使いこなせない、属人的な運用でノウハウが蓄積できないという悩みを抱える企業も多いようです。
Amazon、Microsoft、Googleなどグローバル企業の多くでは、マーケティング施策の実行やクリエイティブなど従来のマーケティングの仕事と、データやシステムの活用を推進する仕事は、それぞれ別のスキルを持った人材が担当しています。このデータやシステムの活用を推進し、データドリブンな意思決定を支援することで、組織としてマーケティングの生産性を高める役割を持つのが、「マーケティングオペレーション(MOps)」です。
本書では、欧米では6割を超える大手企業が導入する、マーケティングとITを繋ぎマーケティングプロセスのDX化を担う専門チームMOpsについて網羅的に紹介します。グローバル企業やシリコンバレーで世界標準のマーケティングを学び運用してきた著者陣が、MOpsの必要性や役割をはじめ、体制づくり、自社にあったツール選定、運用プロセスの整備、データマネジメントなどについて、わかりやすく解説します。属人的なマーケティング運用から脱却し、チームと施策の効率性・再現性を高めるためにMOpsを取り入れてみませんか。
■書籍概要
『マーケティングオペレーション(MOps)の教科書 専門チームでマーケターの生産性を上げる米国発の新常識』
著者:丸井 達郎、廣崎 依久
発売日:2023年5月15日
定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
判型:四六・312ページ
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798180274
全国の書店、ネット書店などでご購入いただけます
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・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4798180270
■目次
序章 マーケティングオペレーション(MOps)が注目されている理由
第1 章 MOpsの役割
第2 章 MOpsの体制づくり
第3 章 顧客価値を創造するオペレーションモデルの設計・運用
第4 章 成果を可視化するレベニュープロセスマネジメントの設計・運用
第5 章 業務を最適化する生産性ダッシュボードの設計・運用
第6 章 自社に最適なテクノロジー選定と構築
第7 章 MOpsの進化と展望
第8 章 MOpsリーダーズの実例インタビュー
■著者紹介
丸井 達郎(まるい たつろう)
ゼロワングロース株式会社 代表取締役
株式会社マルケト(現アドビ株式会社)にてセールスおよびマーケティング分野の戦略コンサルタントとして、実現性の高い戦術設計に重点を置いたフレームワークを活用して、多くの顧客企業のDXを成功に導く。また、グローバルでわずか6名しかいない戦略コンサルティングチームにも所属し、グローバル規模の大型プロジェクトもリードした。オンライン広告やウェブサイト最適化、マーケティングオートメーションおよびSFAをはじめとしたセールステックまで幅広い知識を有し、自身もマーケターとして、企業の成長に大きく貢献した経験を持つ。テクノロジースタートアップ企業の海外進出などにも従事している。2021年ゼロワングロ-ス株式会社設立、代表取締役に就任。著書に『「数字指向」のマーケティング』(翔泳社)がある。
廣崎 依久(ひろさき いく)
大学在学中に株式会社マルケト(現アドビ株式会社)にてマーケティングインターン終了後、渡米。大学院にてマーケティングを学んだのちシリコンバレーに移りEd Techのスタートアップ企業、Couseraにてエンタープライズマーケティングオペレーションに従事。その後シンガポールに渡りAd Tech ベンダーのMediaMath にてAPAC 地域のグローバルマーケティングオペレーションを担当。デジタルマーケティングのみならず、イベント・PR の実行経験も持つ。現在はゼロワングロース株式会社にてGrowth Strategyをリードし、クライアント企業へのコンサルティングサービス開発のみならず、自社の教育サービス開発なども担当する。